私の宇宙からこんにちは、natanです。
このページでは、私が運営しているYoutube「ろじろじラジオチャンネル」第12回放送時のトーク内容全文をご紹介します。
本日のトーク内容
さあ、始まりました「ろじろじラジオチャンネル」。本日もよろしくお願いします。
第10回の放送で、本当の私は絶対傷つかない存在だとお話しました。今日は、その件について詳しくお話してみたいと思います。
心の傷を大切に…♪
私たちは人生の中でいろんな出来事を体験して、いっぱい傷ついてきました。
その傷が、パックリ割れたままの状態のときもあります。それが何かの出来事をきっかけにして、傷口からいろんなものが溢れでたりもします。トラウマまでいくと、心に根を張ってしまうため、それを取り除く作業は大変なものになります。
心って本当にデリケートだなって思います。
何でも記憶しちゃうし。
私は、その傷にちゃんと対処していくことが大切だと思っています。なぜなら、そこまで傷つきながらもこれまで自分はちゃんと生きてこれたのだし、頑張ってきた自分がいるので、「もう傷つかなくていいよ」という思いがあるからです。そういった思いを持ちながら、私は自分の心の傷と向き合ってきました。
心の傷は、ほぼ完全治癒することはないようです。でも、その傷をきっかけにして、他者と繋がりを持てるようになります。
「人のためになりたい」「よい世界を作りたい」「よい社会を作りたい」「よい教育をしたい」と思って活動している人たちは、かならず自分が過去につらい思いをしています。その人たちは自分の心の傷を、完全治癒ではないけれども、ある程度克服して、そして自分と同じように苦しんでいる人を救いたいと思って活動していると思われます。
私の活動もこれと同じです。
救いたい他者がいることで、また自分の傷も癒やされていくからです。だから、心の傷をそんなに怖がらなくてもいい、と私は思っています。
心の傷は勲章ですからね、大事なものです。
とても静かな心の中の世界
私は、心の傷を治療するために、これまでに何度も自分の心の中に潜っては、その傷を癒やしてきました。この経験を通して、心の中に潜ることが得意になりました。しかし、「それにしても心は傷つきやすいな」と思っていました。
ある程度、自分の心の問題も解決し終えた私。そんな私に、ある日、ショックな出来事が起こりました。
そのときは久しぶりに超ヘコみました。
詳細についてはふせますけどね(笑)
久しぶりにものすごくヘコみ、自分の中にものすごい嵐が巻きおこりました。自分の中が「ああでもない、こうでもない」と大騒ぎ。感情の嵐もすごくて、二、三日その状態でいました。
いろいろポジティブ思考をしてみても、そのときはまったく解決しませんでした。だから、「これはもう私の内側が問題なのではなくて、外側に答えを求める、もしくは外側を変えるしかないのか!?」と思うまでに至りました。
それでも、ショックな出来事が起こってからすでに数日たっていたこともあり、自分の中の嵐が少しだけ収まりかけてきた状態でした。そのとき、今ではなぜそうなったのか覚えていませんが、スッと心の中の深い部分に入ることができたのです。
心の中の世界に入ったとき、私は海の中から嵐が起こっている外界を見ているような感覚になりました。そして、「あれ?嵐が起こっていたのは心の表面だけだ」「心の中はこんなに静かだ」と知りました。
さらに深く潜っていくと、たとえるならば、それは海底のような、不動の何かがあり、私はそれに触れることができました。それに触れた瞬間、笑いがこみ上げてきて……。
そのときちょうど、夕飯作りながらヘコんでて。
なおかつ夕飯作りながら心の深い部分に入るという、とんでもないスゴ技を私は繰り出していたんです(笑)
その不動の何かに触れた瞬間、「ふふふふふ」と笑いがこみ上げてきてのです。なぜ笑ったのか。その理由は瞬時にわかりました。
その理由は、「あ、私、全然傷ついてない」と知ったからです。だから笑ってしまったのです、「なんだ、私大丈夫じゃん」と。
笑いがこみ上げてきた瞬間に、これまで問題だと思っていたことがまったく問題ではなくなり、あっという間に普段の私に戻ってしまいました。
何事にも動じない存在
この出来事をきっかけにして、「そういえば、よくよく考えたら、こういう体験はこれまでに何度か経験あった」と思い出しました。そのときもやはり同じようにものすごく自分が傷つき、あまりのショックに答えも出せない、どうすることもできない状態でした。しかし、そういう状態だからこそ、ある瞬間にまったく動じない存在に気づくのです。
当時は、今のようにはっきり言語化できる状態ではなかったので、感覚でしかありませんでしたが、それは大地のような不動の存在なのです。それを感じることによって、私は普段の状態に戻るということをやっていたと思いだしたのです。
ですから、そのとき、もし感情に任せて答えを出していたら、たぶん私は後悔する人生を選んでいたかもしれません。今ではあの不動の存在を感じたからこそ、普段の私に戻ることができ、そして、この人生を生きることができています。
ここまで言語化できるようになったのは、やはり心の傷に向き合ってきたこと、そして、その経過をブログ記事に書きつづけてきたことが大きいと思います。そこで言語化の力が身についたと思っています。
ヌーソロジー的なお話
ヌーソロジーを学ばれている方向けの話になります。
次元観察子ψ3は、奇数側の空間として顕在化してくると思われます。もしかしたら、自我意識を持った状態、客体化した意識を持った状態でも、そのψ3を他者存在として感じられるかもしれないと私は思います。
おそらく奇数側の空間の顕在化とは、「それ自身に自分がなる」という状態だと思われます。今回の私の場合は、他者存在として自分とは別の存在として感じられたというイメージです。だから私は、その不動の存在に「触れた」と表現しています。
私が心の深い部分に入って触れるその存在は、まったくの不動で、大地のようなもので、まったく傷ついていない、これこそが本当のワタシだ、という印象です。ですから、ψ3に似ている思いました。奇数側っぽい存在です。
「ワタシは絶対傷つかない存在だ」と言ったのは、心は本当にデリケートで傷つきやすいのですが、さらに奥、もっと深い部分にいる存在はまったく傷ついていないということを私は知ったからです。
なんだろうな~、あれが魂なのかなぁ。
本当に、一瞬にして自分のネガティブな考えが一掃されます。そして、その不動の存在に触れられると、すごく幸せな気持ちになるのです。
こういう経験を通して、心の世界は奥が深いなと感じました。本当に海のような世界です。
感情の嵐も、騒ぐ言葉の嵐も、なるほど、心の底の方から見るとこう見えるのかと。
最後に
どういった瞬間に不動の存在に触れられるのか、それは私もわからないのですが、とりあえず、自分の中でものすごい嵐が起こっているときは、しばらくその状態でいることを我慢してみてください。嵐が過ぎ去るのを待つときのように。
また、表面的に心はすごく傷ついていても、大丈夫!その奥には絶対に傷つかない本当の自分が存在しているので、今、もし、心の問題に向き合って、苦しい思いをしている方も、大丈夫、その先がちゃんとあるので、そのまま前に進んでください。
というわけで、今日は傷つかない本当のワタシについてお話しました。
このお話が、みなさんの気づきの一つになったら嬉しいです。
それでは今日はここまでです。
ご視聴いただきまして、ありがとうございました。
また次回もぜひ聴いてくださいね。
それではまたお会いしましょう!バイバイ!