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natan

宇宙と性愛

日本の性愛の歴史①~ハレとケ~

人類は大規模定住をはじめてから、ハレ(聖なる時間)とケ(俗なる時間)を交替させることで人間らしさを保ってきました。日本の歴史において、どのように性のあり方が移り変わっていったのか、社会的な視点から解説してみたいと思います。
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ガラパゴス化した日本の恋愛観~独創的な文化の誕生~

恋愛の背景にはもともと神への信仰や崇拝、ロマンへの憧れ、そして個人主義があります。しかし、日本にはそういった考えは一切なく、西洋の真似をすることで「恋愛」も謎のガラパゴス化を果たします。しかしこれが、独創的な日本の新しい文化を形成していくことになります。
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日本人に内面化された外国人の視線~「武士道」は外国へのプレゼンテーションとして生まれた~

明治新政府はそれまでの身分制度を改め、西洋列強の国民軍と戦うために国民皆兵を導入しました。そして、「武士道」という概念を生みだすことで、立派な一人前の日本国民を育てようとしました。その意思が普通教育へ持ち込まれ、性道徳が浸透していくこととなります。
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宇宙と性愛

明治以降の性観念~政府による性の禁圧~

明治に入ると、政府は西洋列強諸国に対抗すべく、性の禁圧をはじめます。「純血」や「愛」という概念が輸入されますが、日本人にはまったく理解できないものでした。なぜそこまで日本の伝統的な性の文化を禁圧するほど、西洋に対抗しようとしたのでしょうか?
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江戸時代の性観念~家父長制の確立~

17世紀前半、日本では完全な家父長制が確立します。しかし、性は相変わらず問題視されませんでした。さらに男尊女卑も定着します。江戸時代や明治時代の男尊女卑がどういった内容のものか、書籍『百年の女「婦人公論」が見た大正、昭和、平成』(著者:酒井順子)を参考に、すこし中身をのぞいてみましょう。
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日本における仏教と儒教の到来~男尊女卑のはじまり~

日本には6世紀に仏教、9世紀ころに儒教が影響力を持ちはじめ、そこから男尊女卑の考えが広がっていきます。武士の勢力拡大によって単婚制度が一般化しますが、それは上層階級の秩序を保つためのものであり、一般庶民はこれまで通り性に対して緩やかな暮らしをしていました。
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古代日本の結婚観と性観念~性とともにはじまった日本~

日本神話では、日本の誕生は神々の性行為からはじまったとされるように、日本における性概念は西洋のそれとは大きく違っていました。性は日本にしっかり根を張り、信仰の対象でもありました。
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自然信仰における性のとらえ方~古代ギリシャ、ローマの性の考え方~

自然信仰において、自然に存在するものが神の被造物として調和するのに対して、人間が作りだす有形・無形のあらゆるものは、不完全であり一段階低いものとして把握されます。そのため、古代は生殖活動に本質的な害はなく、理性を失う前に適度に対処すべきものとされていました。
宇宙と性愛

イザナミとイヴは本当に悪者か?

神話ではいつも女性が悪者になっていますが、本当のそれは真実なのでしょうか?キリスト教における「両性の合意」を重視する視点をあえて神話に適応させてみると、意外なことが見えてきます!
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弱者に光と闇を与えるもの~女性の社会進出に潜む罠~

性規制に厳しすぎるキリスト教が、なぜここまで世界に支持されたのか。その理由を結婚から読み解いてみると、女性の立場の弱さが見えてきます。さらに、女性が社会の中で地位向上を目指そうとした場合、女性自身が自分の首を絞めてしまう場合もあることを歴史は教えてくれます。弱者に光と闇を与えるものは一体何なのか、詳しく解説していきます。