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【ヴァギナ】自律神経⑧女性(性)が悦ぶ行為3つご紹介

恋人07 宇宙と性愛
natan
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私の宇宙からこんにちは、natanです。

今日は、自律神経系に影響を与え、女性(性)が悦ぶ行為について簡単にまとめたものをご紹介したいと思います。

◎前回までのお話はこちら↓

▼ 参考文献 ▼

記事を読むときの注意点

以下の記事は、性別問わず、無意識(内なる私)の性質や他者性の特徴、他者と絆を育むために必要なコミュニケーション法が、女性器の性質に現れていると捉えながら読んでみてください。(性器は世界空間の構造的射影であり、それを象徴したものが人間の性器です。)

また、女性の心と体の特徴の把握として、文面そのままの意味で読みすすめても構いませんが、けっして性器信仰&女性優位として捉えないようにお気をつけください。

コスモ・ライフォロジーでは、性器を宇宙論として語っています。

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女性(性)が悦ぶ行為

におい

男性のにおいは、異性愛の女性の気分やホルモン、生殖能力にまで大きな影響を及ぼします。

スウェーデンのストックホルムにある、カロリンスカ研究所のイヴァンカ・サヴィックは、女性や同性愛の男性が男性の汗のホルモン成分を吸うと、PET(陽電子放出断層撮影)による脳の断層写真で、視床下部のあたりが光り、脳が刺激に対して嗅覚反応よりも性反応を強く起こすことを示唆しているのを発見しました。

さらに、ニューストンにあるライス大学の心理学者デニース・チェンのグループは、人間が汗のフェロモンを生成して、それに反応するとしたら、女性は体温調節のための汗よりも、男性の「性的に興奮した汗」のほうに強く反応を示すと推測し、それが実験によって立証されました。

結論として、話を簡単にまとめるとこうです。

女性はパートナーの男性のにおいを嗅ぐと、黄体ホルモンが急増し、リラックスして性的に興奮します。

このリラクセーションと性的興奮によって、女性は積極的に(「受け身的」ではなく)セックスとオーガズムをもっと望むようになるそうです。

女性が男性の脇の下のにおいを多く嗅ぐ瞬間は、正常位の異性愛セックスのとき

男性のにおいを嗅ぐことで月経周期がより規則的になり、生殖能力がずっと維持されるとのこと。

端的に言えば、パートナーのにおいで排卵が促進され、そのために女性はセックスを求め、セックスして彼のにおいをさらに嗅ぎ、それによって生殖能力が一層高まるそうです。

女性が心地よく感じるセックスにおいて、愛するパートナーのにおいは重要だということですね。

キス02

見つめ合い

アメリカの精神科医ダニエル・エイメン博士は、著書『愛する脳』の中で、目を見つめ合うと性的興奮に関する手がかりが得られることと、見つめ合いはミラーニューロンによる行動でもあるので、相手が自分をどう思っているかの信号が伝わってくると示しています。

恋人06

ダニエル・ゴードマンは著書『SQ生きかたの知能指数―ほんとうの「頭の良さ」とは何か』で、親密な状況でお互いの目を見つめ合うことの重要性を、神経科学の見地からこう論じています。

長く見つめ合ったのが(二人の)キスに必要な神経のプレリュード(前奏曲)だったのかもしれない……目には感情移入や共感に関わる前頭前野の眼窩前頭皮質へ直接投射する神経がある。

目をじっと見合わせると回路がつながる……この(眼窩前頭皮質と皮質、扁桃体、脳幹との)緊密な関係は……思考と感情と行動を即座に連結させる……眼窩前頭皮質は一瞬で社会的な計算をし、いま一緒にいる人を自分がどう思うか、彼女は自分をどう思っているか、彼女の反応しだいで次にどうすべきかを教えてくれる。

眼窩前頭皮質のこの能力を考えると、女性が相手とつながる一つのカタチとして、目を見つめ合うことを切望するのは当然かもしれません。

実際、見つめ合うことは神経学的に言って、つながる手段なのです。

女性は「見つめ合い」を切望します。

それは、他の女性や小さい子供から絶えず直接受けるアイコンタクトであり、女性はそれによってつながりが強くなると思っているのです。

男性はまったく逆で、顔を突き合わせてじっと見つめ合うのを嫌います。

男女が面と向かってアイコンタクトするには、信頼感が必要です。

目は口ほどに物を言うといいます。

女性の目を真っ直ぐ見てくれるその視線によって、女性は無意識に信頼感を感じ、男性に身を委ねても大丈夫だと安心するのかもしれませんね。

スキンシップ

ノースカロライナ大学病院の精神科医キャスリーン・ライトの研究チームは、女性の体はほんの10分さすっただけで、オキシトシンと呼ばれる愛情と信頼感を強める化学物質を分泌することを発見しました。

ライトの研究チームは、59組の異性愛カップルでテストし、二人がけのソファーに座って恋愛映画を10分間見てもらいました。

その間、夫か恋人に彼女の手や首、背中など、どこでもいいのでさすってもらった後に、女性に血圧を測定しました。

すると、女性のオキシトシンはさする前と後を比べると、20%も増加していたのです。

恋人07

女性は自分が悲しんでいるとき、男性パートナーに求めることは、悩みに対するアドバイスではなく、優しく抱きしめてもらうこと。

優しく体をさすって、守られているという安心感の中で泣ける環境を求めています。

そうでなくても、普段の生活の中で女性は男性パートナーの優しいスキンシップを求めています。

小さい子供が母親のぬくもりを求めるように、女性(性)も男性(性)を求めています。

さすったりハグしたりすることは、女性がパートナーに自分という存在を受け入れてもらえている、大事にされているという安心感によって、オキシトシンの増加につながるのかもしれませんね。

女性のちょっとしたイライラも、男性パートナーの優しいスキンシップで収まるのではないでしょうか?

たかがスキンシップ、されどスキンシップ。

日々のちょっとしたスキンシップが、二人の関係を良好に保つ秘訣です。

まとめ

書籍『ヴァギナ』には、女性(性)が悦ぶポイントがたくさん書かれているのですが、書ききれないので本日はここまで…ということで。

女性(性)が求めるものとして、最低限必要なことは、

  • 安心感
  • 信頼感
  • 存在の肯定

これなくしては、女性(性)は花開かないようです。

感覚や概念だけで話をするとありきたりな内容に感じるかもしれませんが、これが自律神経から脳に直結して、ホルモンの増加を促すと知ると、女性の特徴がよりリアリティをもって感じられますね。

次回は、これまでお話してきた自律神経系に関することを、人生論としてまとめてみたいと思います。

次回もお楽しみに♪

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