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私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、男性性と女性性のお話です。
男性性の強い社会
この社会は、父系社会です。
父系社会とは、簡単にいえば、男性を基準として成り立っている社会のことです。
大昔は母系社会だったそうですが、長い年月をかけて母系→父系へと社会が反転していったそうです。
そして現代は、男性性がより一層強い時代となっています。
男性性と女性性とは?
男性性と女性性とは、肉体的な性別とは別に、心理的・精神的な部分における「男性らしさ」や「女性らしさ」のことを指します。
一般的には、男性のほうが男性性が強く、女性は女性性が強いとされていますが、どちらもひとりの人間の中に存在しており、男女問わず誰しもが持っている感情です。
男性性に分類されるのは、論理性や、リーダーシップ、攻撃性、積極性、決断力などが一般的です。
逆に女性性とされるのは、感情、やさしさ、包容力、柔軟性、共感性などです。
ビジネス心理学より
「男性性が強い社会」とは、男性が権力を握っている社会ということではなく、結果重視であったり制限などが強いという、男性性特有の性質が強く出ているという意味です。
男性性と女性性は誰もが持っているもの
上記の説明にもあるように、この男性性と女性性は男女問わず心の中に持っているものです。
そのバランスが取れることで、自分らしく生きていけるのですが、今は男性性が強いので、男性でさえも精神的に厳しい状況に置かれていると考えます。
また、女性が社会進出する時代となっていますが、男性性の強い社会に出ることで、女性の方も男性性が強くなったり、逆にそのギャップから、苦しい思いをしている人も多いと思います。(私は苦しんだタイプです。)
私は社会意識と決別し、今は専業主婦をしていますが、自分が仕事を辞めて気づいたことがあります。(記事執筆2019年4月当時)
主人は外で仕事をして、家庭を支える。
私は内にいて、家庭を支える。
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この昭和的生活って理にかなっていたんだ!
当時もそれなりに苦しいことはあったかと思いますが、お互いの性別役割分業に合った生活を送っていたんだと思います。
それが今や女性も社会に出るようになり、男性性の強い世界で生きていくのはそりゃ大変だよ!と思いました。
ちなみに、女性もそんな男性性優位の社会で頑張って生きているので、その反動から逆に女性性が強く出てしまい、職場の男性に「女はこれだから…」と言われるんですよね。
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仕方ないじゃないか!こっちだって苦しいんだよ!
必死の抵抗だ!!
女性性はインナーチャイルドの声
なぜ、今日この話をしたかというと、先程もお話したように、男女問わず男性性と女性性は持っています。
そして、男性性が強い社会ということは、女性性が弱くなっているということでもあります。
じつは…
女性性はインナーチャイルドの声
だと私は思っています。
インナーチャイルドとは、誰しもが心の中に持っている、幼い子どものような自分のことです。
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インナーチャイルドの声は、女性性の感情、共感性などがベースとなっています。
男性性がより一層強くなるこの時代、そのインナーチャイルドの声を押し殺して生きている私たち。
本来は、男性性と女性性のバランスを取ることが大切なんです。
ですが、外側の社会だけでなく、自分の内側さえも知らず知らずのうちに男性性が強くなっています。
そして、インナーチャイルドという女性性の存在自体、「知らない」という状態になっています。
パートナーがいらっしゃる女性の方なら、ご理解いただけるかもしれません。
パートナーの男性は、外では男性らしく振る舞い、家に帰ってくると急に子供っぽくなりますよね。
うちの主人がそうです(笑)
家に帰ってくるとやんちゃな少年に戻ります。
それは外で男性性を出し、家で女性性を出して内なるバランスを取っているようです。無意識に。
それができる環境ならまだ良い方だと思います。
これが家庭でも女性性を出せない環境だと、心は悲鳴をあげています。
だからね、女性のみなさん。
パートナーの方のその態度や行動は、いってみれば彼なりの生存本能みたいなものです(笑)
優しく見守ってあげましょう(笑)
女性性の解放
私は「願望実現には自分の本音にそって行動すべし!」と毎回お伝えしています。
これも今回の話に照らし合わせてみると、本音というインナーチャイルドの声を聞くことは、
自分の女性性を解放させること
であり、それによって、
男性性と女性性のバランスが取れ、本来の自分らしさが戻る
ということだと考えます。
本当の意味での自分らしさが戻ると、スーパーサイヤ人になります。
無敵になります。
私はインナーチャイルドの声を聞き、その通りに進んで行くことで生活が180度変わりました。
インナーチャイルドの声は、最初恥ずかしく聞こえるかもしれません。
ですが、自分の女性性の部分はつねに叫んでいます。
男女問わず限界がきています。
勇気を振りしぼって、その声の通りに行動してみてください。
最初は「これでいいんだろうか?」と不安になるかと思います。
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こんなことしていいのかな~。
ひぇ~、自分がやってることめちゃくちゃだよ~。
なんて思っても大丈夫。
次第に、インナーチャイルドと自分との年齢差がなくなってきます。
そして、インナーチャイルドの声をしっかり「自分の声」として認識できるようになります。
それが自分とインナーチャイルドとの統合であり、自分の内なる男性性と女性性のバランスが取れたということでもあります。
その統合を果たすと、あれよあれよという間に生活がどんどん変わっていることに気づきます。
そして、自分がインナーチャイルドの声を聞いて行動してきたすべてに、感謝できるようになってきます。
だからすべての行動は間違いじゃない、と私は思っています。
これも行動しないと達成できない結果であり、喜びです。
まとめ
男性性と女性性のバランスを取ることは、男女ともに持っている課題だと思います。
男性性の強い男性。
男性性が強すぎる反動で、女性性が強く出てしまう女性。
現代人は、男女ともに内なるバランスを崩しています。
「女性が働きやすい環境を~」ということで社会も動いていますが、それだけではダメだと私は思っています。
男性もしっかり自分の女性性を受け容れ、男女ともに働きやすい環境を作らないと、本当の意味での新時代はこないと思っています。
新しい元号は「令和」。
私はこの元号を見た時、「あ、女性性だ…」と思いました。
女性性らしい、柔らかな印象を受けました。
初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す
万葉集より
私の考えとしては、令和の時代は押さえつけてきた女性性を解放し、男性性と女性性のバランスが整いはじめる時代だと思っています。
ぜひ男性の方も、自分の内なる女性性を受け容れてください。
自分のインナーチャイルドの声をしっかり聞いてあげてください。
社会の変化を待つ前に、まずは自分の内側から変えていきましょうね。
次回もお楽しみに♪