私の宇宙からこんにちは、natanです。
このページでは、私が運営しているYoutube「ろじろじラジオチャンネル」第18回放送時のトーク内容全文をご紹介します。
本日のトーク内容
さあ、始まりました「ろじろじラジオチャンネル」。本日もよろしくお願いします。
今回は、今さらながら「引き寄せの法則」について、私なりの考えをお話したいと思います。
引き寄せの法則の実践体験について
私がスピリチュアルの世界に入って、真っ先に行ったのが引き寄せの法則の実践です。
スピリチュアルといえば、悟りを得る、もしくは願いを叶える、といったこの二本柱が支えていると思われます。人がこの二つを追い求めてしまう理由はとてもシンプルで、この現実が苦しいからだと思います。私も現実世界が苦しかったので、引き寄せの法則を知ったときは嬉しかったです。
今も忘れないのは、一番最初にやった引き寄せの法則です。黄色い車と黄色いチョウチョを引き寄せるというものでした。本に書いてあったワークで、まずはそれからやってみました。
一日に黄色い車を何台、黄色いチョウチョを見つけられるか、というものです。その時期は冬だったので、チョウチョを見かけることは難しかったため、見つけられたらラッキーくらいの軽い設定でやってみました。ちなみにチョウチョは、生きているものでも、絵柄でも、何でもいいという設定でした。
黄色い車は探そうと思えば、すぐ見つけることができました。引き寄せの法則を信じたい自分もいたので、黄色い車を見つけたとき、内心は少し嬉しかったのですが、大方は「探せばあるんだから当たり前」という常識的な考えもあって、複雑な気持ちでした。
脳科学でも、目標設定すると脳が見たいものだけを見る、といったような話があり、科学的な根拠によって、私の「引き寄せの法則を信じたい」という気持ちがどんどん追いやられていくような感じがして、次第に私は凹んでいきました。なぜなら、引き寄せの法則は嘘だという思いに凹んだからです。
「黄色い車を見つける」というテーマで、はじめて引き寄せの法則を実践した日の夕方、帰宅途中に文房具屋さんに寄って、買い物をしました。そして、文房具屋さんから出たとき、なんと…お店の真ん前に小さな黄色い車がちょこんと停まってたのです。
私はハッと思いつつその車を見たとき、「嘘じゃないよ」とその車が言っているような気がして。
そのとき、正直、嬉しくて涙が出ましたね(笑)
涙がちょちょ切れました!
たぶん、日中探していた黄色い車たちは、脳科学が言うように、自分で探していたんだと思います。でも、文房具屋さんの前で出会った車だけは異質でした。
このことがキッカケで、当時の私は引き寄せの法則を100%ではないにしろ、そこそこ信じるようになりました。
引き寄せができない
そしていろんなものを引き寄せてみようと思い、実践していったのですが、できない、できない、できないんです。「私の思いが弱いのかな、もっと強く願えばいいのかな」と思ったり、引き寄せの法則の情報を読んだりしては、あれこれチャレンジしてみたのです。でも、できない。
こういう状況になったとき、人は二手に分かれると思います。一つは、引き寄せの法則をもっと調べて、裏技的な方法があるかもしれないと、情報収集をする人。もう一つは、「引き寄せの法則なんて嘘だったんだ」と、引き寄せの法則自体を諦める人。
通常はこのどちらかに人は分かれるかと思いますが、私はどちらでもありませんでした。
私の場合は「なぜ引き寄せの法則ができないんだ?そして、なぜ私は引き寄せの法則にこれほど執着しているのか?引き寄せの法則は人生を豊かにするものだと思っていたのに、逆に苦しくなっている、それっておかしくないか?」とまずは思いました。
そして、「あれ、これってもしかして、引き寄せの法則に問題があるのではなく、私自身に問題があるんじゃない?」と考えたのです。結論として、「あー、やっぱりここでも心理学か!私の心を調べるしかないんだ!」と、巡り巡って心理学に戻ったのです。
すでに満たされていた私
上記のことに気づいてからは、引き寄せの法則は頭の片隅に軽く置いておく程度にして、私は黙々と自分の心の中を調べて、引き寄せの法則に執着する理由を探っていきました。すると出てきたものは、自己肯定感の低さやまだ癒えていない心の傷、そして蓄積された未処理の感情だったのです。
ですから、これを心の中から一つひとつ丁寧に拾い上げては、どう治療するかを考え、対処していきました。
そういった中で、次第に「当たり前にあるものが当たり前じゃないんだ」ということに気づくようになりました。毎日お腹いっぱいご飯を食べられること、お風呂に入れること、温かいお布団で寝られること、実家の青森から唯一連れてきた私の相棒である車が、壊れることなく今も元気に走ってくれること。
毛玉だらけのパジャマであっても、着心地最高だし!
今、自分の周りにあるものたちが、ありがたくて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。「なんだ、私、もともと満たされていたんだ」ということに気づきました。
そして約一年くらいかけてかなりクリーンな心になった私は、「引き寄せの法則?あってもなくてもいい。私は私のことが大好き。そして、私はこの人生が大好き。だから、叶えたいものは自分で掴みに行く!」と思えるようになりました。そうして実際に行動して、今の私に行き着きます。
今の私に行き着いて、これまで歩んできた道のりを振り返ってみると、あらら…引き寄せられてきたものたちばかりなのです。私が「いつかこれやりたい。そのために私が今やるべきことはこれだな」と考え行動していくと、ジャストタイミングで外側の物事が動いていたことに気づきました。
次に繋がる道を他者が示してくれることが多く、やっぱり今となっては当たり前のことなんですが、物事を動かすのは他者存在です。人のご縁で物事は動く。
引き寄せの法則は受動的
ヌーソロジーを学ぶと、「能動的」と「受動的」という、二つの言葉の意味の違いを深く知るようになります。ヌーソロジーに出会ってから、改めて引き寄せの法則を考察してみると、法則自体はあってもなくてもどちらでも良く、問題はその法則を捉えている人間の意識にあると気づきました。
「引き寄せ」という言葉が示すように、この法則はもともと受動的です。しかし、世界は双子で成り立っているため、引き寄せの法則が受動的であって、何ら問題はないと私は思っています。
問題なのは、もう片方の双子の存在です。
相方が受動的なのであれば、その法則を実践する自分はどういう態度、どういう姿勢であれば双子が成立すると思いますか?
そう、双子の成立は、相方が受動的なのであれば、もう片方は能動的でないとダメなんです。それは願いを叶えたいと思う、その人の意識です。能動的な態度、姿勢、思考、行動が求められるということです。
引き寄せの法則は受動的、なのに、それを実践する自分も受動的に「思いを放っていれば願いが叶う」といったように、受動的に願いが叶うことを待っていては、双子は成立しません。
男性性と女性性の関係と同じです。願いを叶えたいとする自分側が男性性、引き寄せの法則が女性性。能動的と受動的のタッグで、願いを叶える必要があるのです。
他者存在の大切さ
そして、ここからが重要なのですが、願いを叶えようとして能動的に行動しても、願いが叶わないときもあります。その理由は何だと思いますか?
その理由は、上述したように、物事は人が動かすからです。そして、願いを叶えたいとする自分にとって、物事は他者存在が運んできてくれるからです。つまり、願いを叶えるためには、願いを叶えたいとする自分の思いの強さや努力も当然必要ですが、それが実を結ぶのは人のご縁なのです。
どんなに自分に生産能力があったとしても、他者からみれば「この人信用できない」とか「この人のお世話にはなりたくない」と思われたら、そこで終了です。
物事を動かすのは人です。だから私の実体験を通して出た結論としては、願いを叶えたいということで引き寄せの法則だけを頼るのではなく、下記のステップが大切だと感じました。
こういったことに対処しながら、並行して夢を追っていくと良いと思います。
私たちは、夢を叶えるのは自分だと思いがちなんですが、実際はそうじゃないんですよね。夢を叶えてくれるのは他者存在です。ここを忘れてはいけません。物事を動かすのは人です、人のご縁です。だから人間関係が大切なのです。
人間関係を良好なものにするためには、まずは自分自身と向き合い、自分の心の中を見ていく必要があります。ですから私はしつこく、「人間関係が大事」「自分自身と向き合うことが大事」とお話しています。
私は自分自身と向き合うことで、すでに自分は満たされていた、ということを知りました。さらに、自分自身と向き合い、心の傷に対処していく中で、「私と同じように悩んでいる人の力になりたいな」と思い、ブログをはじめました。
私はつねに「私と同じように○○している人の力になりたい」と考えるタイプです。ですから、ヌーソロジーも同様に「ヌーソロジー難しすぎてわかんない。もっとこう教えてくれたら嬉しいのにな」という、ヌーソロジーに出会ったばかりの頃の私が思っていたように、同じくそう思っている方のために情報発信をしたいと思い、活動してきました。
すると、周囲の方からいろいろ声をかけていただく機会が増えて、活動領域が広がりました。
本当にありがたいことばっかりです。
自己の夢が、裏返し、他者の夢になる。
くり返しになりますが、夢を叶えてくれるのは他者存在です。だからこそ、最初から引き寄せの法則に頼るのではなく、「夢を叶えてくれるのは他者存在」という言葉の意味から逆算して、夢を叶えるために自分がやらなければいけないことを見つけて、それに向けて真剣に行動していくことが夢を叶える秘訣だと思います。
最後に
最後に、一番最初にやった引き寄せの法則の中で「黄色いチョウチョを引き寄せる」というものがありましたが、驚きの場所で発見しました。
それは、私がはじめて引き寄せの法則を実践した日の夕方、帰りに寄った文房具屋さん。その場所であの黄色い車と出会ったのですが、そこで買った手帳のデザインの一部に、黄色いチョウチョが描かれていることに、帰宅してから気づきました。
さらに、私が運営していたブログデザインに、もともと黄色いチョウチョが描かれていました。「な~んだ、ずっと側にいてくれていたんだね」と、これまたやっぱり引き寄せの法則には驚かされます。
「法則」なんて堅苦しい言葉が付いていますが、私の頬を心地よくなでてくれるそよ風のように、そのような自然現象として、私は引き寄せの法則を捉えています。
無理に風を吹かせようとしない。自らが前に進めば、風は真正面から吹いてきます。これが引き寄せの法則です。
このお話が、みなさんの気づきの一つになったら嬉しいです。
それでは今日はここまでです。
ご視聴いただきまして、ありがとうございました。
また次回もぜひ聴いてくださいね。
それではまたお会いしましょう!バイバイ!