私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、「性差」についてとても大切なお話をしたいと思います。
「平等」とは何か?
昨今はフェミニズム運動などを通して、男女平等を求める声が高まっていますよね。
私も当然、男女は平等であるべきだと思っているのですが、しかし…。
ヌーソロジーを勉強している者として、
何をもってして平等というのだろう?
と考えることがあります。
男女平等も第三の視点が必要
私がなぜこういった発言をするかというと…。
ヌーソロジー、そしてそこから生まれたコスモ・ライフォロジーでは、宇宙は双子で成り立っており、その双子は互いに反転しているとお伝えしています。
「反転」という構造は、対立しあう関係性でもあります。
反転構造は「水と油」みたいな関係性なので、そのままの状態では絶対に混ざることはないのです。
なので、「水と油」を混ぜる界面活性剤(乳化剤)を用いることで、それらは洗剤や化粧品などさまざまなものに姿を変えて、私たちの生活を豊かにしてくれています。
この界面活性剤(乳化剤)は、水でも油でもない、第三の存在です。
そして、男女の平等に関しても同様で、男と女は「水と油」なので、それだけでは絶対に混ざらないのです。
男女平等も新しい第三の視点が必要
だと思うのです。
性差研究の必要性
そして、「水と油」を混ぜるためには、当然、水の研究と油の研究がそれぞれ行われたと思います。
両者を十分研究したのち、それらを統合するような成分として界面活性剤が見出されたと考えると、男女においてもこの研究の過程は当然のことながら必要だと考えます。
現在、フェミニズム運動を通して男女平等を求める声が強まっていますが、私の考えでは…
男女の性差研究がまだまだ十分ではない
と考えています。
平等、つまりお互いを統合するような第三の視点を得るためには、
十分に男女の性の違い(性差)を明確にする必要がある
と考えています。
明確にすればするほど、男女は「水と油」であり、どうやっても混ぜることはできない、そこには性差がある。
男女平等は目指すべきだが、性差があるからこそ、どうしても平等にならない点もある。
「じゃあ、どうする!?」という視点に行き着いたとき、ようやく第三の視点が生まれてくると思うのです。
社会の中の女性の地位向上に対して思うこと
現在の男女平等は、社会の中での女性の地位向上という形でいわれていますが、コスモ・ライフォロジーの視点からいえば、社会の性は「男」です。
男を「油」とするならば、(男)社会に「水」である女が場所を求めるという考え自体、違うのではないだろうかと思うのです。
以前も似たようなお話をしましたね。
私の考えでは、社会の中に女性の居場所を求めてしまうことこそ、まだまだ女性性の研究が不十分だからこそ起こっていることだと思っています。
女性性が水だとわかっていたら、油の中からはじき出されるということは、火を見るより明らかです。
これは逆をいえば、男性性の研究もまだまだ不十分だからかもしれません。
男性も現在の社会に適応できず、苦しんでいる人たちはたくさんいます。
社会に適応したとしても、どこか心を病んでいたり。
男女ともに生きづらい社会であることは間違いありません。
長い間抑圧されてきた女性性の解放とともに、男性性も既存の概念から解き放たれて、進化していくフェーズに入ったのかもしれません。
今の社会のあり方は、旧式の男性性で成り立っていますからね。
男性の中にも当然女性性がありますので、その女性性が目覚めはじめたからこそ、男性にとっても生きづらい社会になったのかもしれません。
まとめ
どちらにせよ、男女平等を謳うにしても、これまで抑圧されてきた女性性は未だ未知の存在です。
その状態で男女平等を訴えても意味がない、まだその段階にいけるほど女性性に関する知識や情報が集まっていない、と私は考えています。
ですので、今必要なのは、
女性性とは一体何なのか!?
ということで、女性性を詳しく調べていく必要があると考えます。
そして、女性性がわかった上で、はっきりと男女は「水と油」であるとして、混ざらないものをそのままの状態で混ぜようとするのではなく、第三の視点を見出していこう!というのがコスモ・ライフォロジーの狙いです。
その第三の視点が見えてきたとき、自然と「脱社会」という新しい世界が姿を現してくるような気がしています。
女性性研究は今まさにはじまったばかりです。
コスモ・ライフォロジーでお届けできる内容も、まだまだ不十分な情報だと思います。
しかし、今の時代においてできることをしっかり見出して、今できる活動を通して、確実に未来へ繋いでいけるようにしていきたいと思っています。
というわけで、次回もお楽しみに♪