私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、「女神の身じたく」が整うための重要なポイントのお話したいと思います。
▼ 参考文献 ▼
前戯は「おまけ」などではない
女性がセックスにおいて、受け入れOKの状態になる「女神の身じたく」が整うための重要なポイントのお話です。
睦みあいがはじまり、興奮が高かってきたところで、男性は女性をリラックスさせて交感神経系の仕事をサポートします。
こうすることで、骨盤神経網の働きが活発になり、快感の元になるホルモンが脳内で活動しはじめます。
ところが多くの男性は、恋人関係や夫婦関係がいったんできてしまうと、甘くささやきながら女性をたっぷり愛撫してあげるということを、あまりしなくなってしまいます。
あまりどころか、まったくしなくなる男性もいます。
これではいけないのですが、その理由は想像がつかないわけではありません。
たっぷり愛撫すると、セックスに時間がかかるからです。
私たちの文化では、このような愛撫やささやきがけは、本物の行為の前の助走か何かのように思われています。
まさに「前戯」という言葉にそれが表れていますが、そのせいで「おまけ」や「ついで」のような扱いです。
女性には優しい言葉と、ていねいな愛撫が必要であり、性感を高めるための一連の行為を著者は
女神の身じたく
と呼んでいます。
ところが、その大切なものが祝宴そのものではなく、祝宴への招待状としか思われていないのです。
女性の自律神経系の役割を理解したら、それがいかにひどく間違っているかがおわかりいただけるかと思います。
セックスに関係なさそうな触れ合いや褒め言葉、何より大切な安心感、自分だけが大切にされているという感覚があってこそ、女性は性的に充分高まるのです。
そして、女性の脳と体のつながりに関していうならば、脳は自律神経系の、自律神経系は脳の仲介で働くので、
愛撫やキスや言葉は、けっして「おまけ」などではない
のです。
それは女性の自律神経系の働きを活発にするのに欠かせないし、「今はセックスしても安全だ」と脳に教えもするのです。
世間のセックスの常識は、女性にとっての非常識
私たちの文化では、一直線に目的を達しようとするセックスが当たり前になっていますが、多くの女性はそれでは満たされません。
不満はだんだん募っていきます。
それは、たとえオーガズムが得られたとしても、です。
この文化ではオーガズムがセックスの「目的」とされているため、ここが非常にややこしいのです。
いくら男性に悪気はなくても、なぜか奥さんや恋人はだんだん不機嫌になり、世間一般で正しいとされているセックスに不満を持ちます。
そんな様子を見て、男性が戸惑うのも無理はないと思います。
「女神の身じたく」が整うための重要ポイント
本当に女性を理解し、生きる悦びを感じさせてあげたいと思うのなら、ヴァギナの生態をもっと深く知り、女性の自律神経系のことを心得るだけでよいと著者は言います。
重要なのは、
女性が人生で求めていることに、どんなときも気を配ること。
前の女性パートナーはどうするのを悦んだのかをすべて忘れて、現在の女性パートナーの反応を一から覚えていかないとなりません。
異性愛の紋切り型のモデルが用意した「台本」よりもずっと工夫を凝らし、細かい心配りをしなくてはなりません。
言い換えれば、女性を恋人に持った男性は、スキンシップを丹念にして、じっくり時間をかけなくてはなりません。
女性の精神状態にもっと関心を持ち、ストレス反応とリラクセーション反応をよく見極めるのです。
目的達成のための「手続き」のように感じさせないよう、全身の肌をさすり、耳に息を吹きかけ、瞳をじっと見つめ、軽いキスとディープキスを織りまぜ、褒めながら愛撫するように心がけてください。
クリトリス、ヴァギナ、Gスポット、陰唇、会陰、アナル、子宮口のどの組み合わせであれ、優しくたくみに刺激して満足させてあげてください。
月のうち、いつが優しく繊細なセックスを望み、いつが激しく強烈なセックスを求めるのか、あるいはその二つの組み合わせが理想なのか、それとも精神状態によって違うのかを観察してください。
精神状態は体にも影響し、それによって望むことも変わるのです。
「悪いストレス」と「良いストレス」の違いを知っていなければいけません。
アダム徳永さんのスローセックスのご紹介
男性にとっては、かなりハードルの高いテクニックだと感じるかもしれません。
しかし、これだけは言わせてください。
女性はこれまで男性のセックスを受け入れてきました。
一度でいいので、テクニックの上手い下手は関係なく、女性パートナーの悦ぶセックスをしてあげてください。
女性は大切にされたい生き物なのです。
オーガズムに達することを目的とせず、ただただ大切にしてあげてほしいのです。
この女性が悦ぶセックスを確立させたアダム徳永さんは、「スローセックス」という名でたくさんの書籍出版と、プライベートレッスンを開催されています。
一度、アダム徳永さんの書籍を男性の方に読んでいただきたいです。
ワガママは言いませんので、ただ女性のことを知ってほしいのです。
私は下記本を読んで、アダム徳永さんの女性に対する考え方にとても感動し、涙が出ました。
愛するパートナーがいる方は、ぜひ一度読んでみてください。
▼ 参考文献 ▼
次回もお楽しみに♪