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【ヴァギナ】トラウマの解放について~膣マッサージ~

トラウマの解放コスモ・ライフォロジー
natan
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私の宇宙からこんにちは、natanです。

前回はちょっとダークなお話をしてしまいました。

今日は、性に関するトラウマ解消のお話です。

◎前回までのお話はこちら↓

性的なトラウマは、女性の心と体に一生涯にわたるかもしれない変調をきたします。

今日お話する内容は、そのトラウマの解放について女性器に焦点を当てて語っていきますが、あくまでも一つの参考例として捉えてください。

トラウマを癒すためには、心理セラピーや行動療法、神経学治療なども必要になる場合があるので、以下お話する内容が解決策のすべてではありません。

しかし、女性のストレス解消法としても大変参考になる話だと思ったので、今日は取り上げてみたいと思います。

▼ 参考文献 ▼

記事を読むときの注意点

以下の記事は、性別問わず、無意識(内なる私)の性質や他者性の特徴、他者と絆を育むために必要なコミュニケーション法が、女性器の性質に現れていると捉えながら読んでみてください。(性器は世界空間の構造的射影であり、それを象徴したものが人間の性器です。)

また、女性の心と体の特徴の把握として、文面そのままの意味で読みすすめても構いませんが、けっして性器信仰&女性優位として捉えないようにお気をつけください。

コスモ・ライフォロジーでは、性器を宇宙論として語っています。

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ヴァギナの筋肉の緊張

前回のお話でも触れましたが、フロイトは性的暴行がきっかけでヒステリーが起こるメカニズムについて、身体症状の苦痛はオーガズムと同じものであり、「症状が出ている部分は、性感帯にあたる」と述べました。

書籍『ヴァギナ』の著者ナオミ・ウルフも、性的暴力は女性の肉体と精神を支配し、ヴァギナを通じて脳に消えない傷を負わせると断言しています。

性的暴行を受けた女性たちのヴァギナについて、著者は何人かの専門医やタントラの導師に話を聞いたところ、その全員が、

被害を受けた女性のヴァギナは筋肉が緊張している

と説明し、それはトラウマへの反応だと説明しました。

女性の骨盤神経障害や慢性陰部痛を専門にしているコーディ医師(著者の担当医)はこれを「膣痙」と診断し、タントラの導師マイク・ウラセイダは膣筋肉の「しこり」と表現し、整骨医のクリスティーン・コカルズは体のほかの部分のアンバランスによる、膣筋肉の収斂だと説明しました。

クリスティーン・コカルズは非常に腕の良いマンハッタンの整骨医で、女性患者の治療に取り組み、なかでも膣マッサージを治療に取り入れているとのこと。

コカルズも感情がヴァギナの感じ方や筋緊張に影響し、女性特有の病状の引き金になると確信しているそうです。

また、これまでの治療の経験から、膣筋肉の緊張を「ほぐして」やると、心につかえていた精神的な問題も解消し、低下していた創造性と性エネルギーを解放してやることができると考えているそうです。

そう、今日取り上げるテーマは

膣マッサージ

です。

タントラ導師マイク・ウラセイダのご紹介

膣マッサージについて、医学的見地を持ち、実際女性患者と向き合い、彼女たちの心のトラウマを解放へ導くサポートをしている、タントラの導師マイク・ウラセイダの見解が大変興味深いので詳しくお話していきたいと思います。

マイク・ウラセイダは男性セクシャルヒーラーであり、タントラ実践者としても高度な知識と技を持っている人物です。

ロンドンのチョークファームに医院を構え、タントラの「見つめること」と「触れること」、オーガズムを高めるヨニマッサージを組み合わせて数多くの女性を癒やし、性反応を高めています。

「ヨニ」はヒンドゥー語で「ヴァギナ」の意。

彼は治療の成功率が安定しているので、女性の性欲低下と性機能不全を扱う医師による英国の組織と、国際的な組織に呼びかけを行い、医師や博士とともに治療法の効果も調べています。

タントラの参考動画↓

性的トラウマによる症状

ウラセイダいわく、ヒーリングで患者と会っているとき、肉体と精神の面から見ているとのこと。

性的暴行を受けたことのない女性と、強姦や性的虐待の過去のある女性では、本当に肉体に違いがあるそうです。

ウラセイダはこう話します。

「ヴァギナは快感を得るようにできています。それでぼくらの人生があるわけです。ヴァギナの組織がそこに注ぎ込まれてくる感情を受け止めるかのようです。経験するほど、感情は凝り固まる。とくに痛みを知っているとそうです。痛みはヴァギナの麻痺になります。感度が鈍くなるんです。よくあることですよ。」

過去に性的被害を受けた女性の体は、たとえオーガズムを感じても、ヴァギナと体のほかの部分との「エネルギー」の流れが遮断されているそうです。

感情的なトラウマを負ったヴァギナには、「オーガズムを感じたことがない」「潤わない」「硬い」と感じる人もいるそうです。

妊娠前のように「硬い」のではなく、組織そのものの質がほかの女性よりも密で硬いそうです。

こうした女性の膣壁にマッサージを施すと、膣内に筋肉のしこりがあるとのこと。

ウラセイダの経験上、膣痙はほぼ必ず性的トラウマの結果だそうです。

性的被害が脳に与える影響

さらに彼は、人間の脳の構造から、性的被害がどのように脳に影響を与えるかについても語っています。

※以下の話は、ウラセイダの話というより、イリノイ大学のブレイン・ボディ・センターの所長であるポージェス博士の見解と、そこにウラセイダの見解を交えて話されたものです。

まず、人間の脳は「三位一体脳」だといいます。

  1. 爬虫類脳(扁桃体)
  2. 哺乳類脳(感情脳)
  3. 新哺乳類脳(前頭皮質)

脅かされていると感じる時、脳のもっとも古い部位である扁桃体が支配的になります。

「闘争―逃走」の状態は、危険に対する扁桃体の反応の一つです。

さらにここにもう二つ、ポージェス博士は「フリーズ」「テンド・アンド・ビフレンド(世話し、親しくなる)」という反応があるといいます。

「フリーズ」は、敵に襲われた動物がときどきピタリと動かなくなり、死んでいると敵にみなされるおかげで、危険から逃れるというもの。

「テンド・アンド・ビフレンド(世話し、親しくなる)」は、「もし私を好きになるようなことをあなたにしてあげたら、あなたは私を殺さない」という反応だそうです。

ウラセイダはこのトラウマへの反応に、もう一つ「分離反応」を加えます。

とくに子どもの頃に性的暴行を受けた人の多くは、暴行の現場を部屋の別の場所から淡々とした気持ちで見ているように感じたと言います。

しばらくすると、子どもは暴行されそうなときに、体から離脱する方法を覚えるようです。

ヴァギナは脳と直結しているため、脳の「フリーズ」は暴行されそうになって「恐怖で固まる」という現象とつながります。

患者のトラウマの各階段を一つずつ経験していく

ウラセイダは膣マッサージを行い、患者と一緒にトラウマの各段階を一つずつ経験していくそうです。

「患者が体から離脱したら(心の中にこもったら)、感覚が鈍くなるか、ヴァギナが緊張するでしょう。触れることでその段階を通過していきます。それからヴァギナを圧迫する。膣痙の場合は、痙攣があります。その段階では「痛いっ!」と感じるかもしれない。そのあとエネルギーに満ちたパルスが戻ってきます。

ここまでくると、ヴァギナから何かが取り去られる。安全だと感じれば、「フリーズ」状態は「闘争か逃走か」状態へ、また鈍感化した状態は痛み、もしくは痛みを隠すためのオーガズムへ、さらに激しい怒りへと移ります。

「その手をどけて!」と叫ぶかもしれない。記憶がよみがえってくるでしょう。そして「逃走」モードに入ります。無意識に足で蹴ることもあるでしょう。それから社会的反応が現れます。最後には違った態度で人と関われるようになる。そして睦み合いもトラウマにならなくなる。

ポージェス博士はトラウマを負った神経系が、人間関係に大きく影響すると言っています。恐怖を基本にした反応では、たとえばなんでもない反応を脅威と受け取る。これは科学的に立証されています。だからぼくは共感と愛情をこめて優しく触れることで、癒やす治療を続けているのです。

代々木忠監督の見解

膣マッサージをする中で、患者側の過去の記憶がよみがえるという話は、代々木忠監督のAV撮影現場でも何度となく起こっている現象でもあります。

撮影現場には、幼い頃に性的虐待を受けたという人が少なくないそうです。

しかも、相手が実の父親だという人もいます。

その被害にあったとある女性は、撮影でも場違いの笑いをしたり、まったくオーガズムを感じなかったり、男優さんに抱きつくということすらしないそうです。

監督はそういう状況を目にしたとき、女性に優しく「なぜ心を開けないのか言ってごらん」と声をかけます。

すると、過去に実の父親に暴行を受けたことを話し、そのとき少し濡れている自分にも気づいたそうです。

しかし突然、「(これ以上)言えないっ!」と前言撤回するように叫ぶのです。

監督はさらに優しく語りかけ、「君は悪くないんだよ」と彼女の心に寄り添って、心を尽くして諭します。

すると、ずっと言えなかったことを少し口に出すことができたことで、その女性は少し楽になったようです。

監督はこうおっしゃいます。

言うまでもないが、親が子を性的に虐待するなど、断じて許されるものではない。だが、セックスが自然の営みである以上、相手が父親であろうと、濡れることもあれば気持ちいいと感じることもある。だから、感じたり受け入れてしまっても、自分を決して責めないでほしい。セックスは倫理観や社会通念だけでとやかく言えるものではないのである。

(中略)

「言えないこと」や「いけないこと」という負の既成概念を、みずからの中でプラスの概念に書き換えられれば、心から欲情し、セックスの悦びを得ることも不可能ではなくなる。

過去の傷やトラウマは、心に封じ込めるのではなく、認めて、受け入れ、信頼できる他者と共有し、癒やすことが大切なのだ。

生きる哲学としてのセックス

▼ 参考文献 ▼

なぜ女性ばかり、こんなにつらい思いをしなきゃいけないのでしょうか…。

胸が痛みます…。

性的暴行で負ったトラウマは、ヴァギナを癒やすことで解放される。

ヴァギナがどれだけ女性の体と心と密接に関わっているか、これ以上ないほど理解できる事例です。

ヴァギナは「神の座」

ウラセイダの話に戻ります。

ウラセイダはスピリチュアル的にもヴァギナについて語ります。

「タントラでは、これはスピリチュアルな行です。男性はヨニを見つめるだけで教化されます。男性がヨニに触れずに、ただ見つめるという儀式もあるんですよ。ぼくは何度もしていますが、本当にヴァギナの中に神が見えたのです。聖処女マリアの姿が。」

ウラセイダはカトリック教徒として育てられたわけでも、信仰心がとくに強いわけでもないので、マリアの姿は「母親の原型のエネルギー」を表していると説明します。

「タントラでは、ヨニは単なる聖なる場所ではなく、「神の座」なのです。」

神の座であるヴァギナは、以前お話したヴェシカパイシスのことです。

書籍『ヴァギナ』では、ヴェシカパイシスのことをマンドルラ(光背)と表現しています。

ヴェシカパイシス

このマンドルラはキリスト教よりも起源が古く、ピタゴラス教団の時代までさかのぼり、キリスト教以外の文化でもこの神聖な図形は採り入れられています。

ヒンドゥー教の文化では、ヴァギナ(ヨニ)はマンドルラのシンボルでもあります。

「ヨニは入り口、もしくは貫通する箇所であり、そこで二つの円が交差する」

円心

性は本当にいやらしいものか?

以上、トラウマを解放する膣マッサージのお話でした。

お話冒頭でも述べましたが、これはトラウマ解消法の一つであり、これですべてが解決できるわけではありませんので、一つの参考例として捉えてください。

今回の膣マッサージといい、出産の件といい、本当に性とはいやらしいものなのでしょうか?

オーガズムがスムーズな出産をうながし、オーガズムが凝り固まった心をほぐしてくれる。

快楽のためだけではない、人間が本来持っている、自分の力で自分を癒す力なのではないでしょうか?(相手が必要なこともありますが)

性交痛外来専門 富永先生のご紹介

日本で膣マッサージを受けられる場所ってあるのでしょうか…。

セックスセラピーではありませんが、女性器の陰部痛を専門に扱う病院はあるようなので、気になる方はそういった病院を受診してみるのもいいかもしれません。

あと、女性は日常のストレスで膣が硬くなってしまうようなので、セルフマッサージの情報などもネットで拾えるので、凝りをほぐしたい方は参考にしてみると良いかもしれません。

こちらの性交痛外来専門の富永先生の動画は参考になりますよ↓

先生いわく、一番いいのは月一回セックスすること、らしいです。

natan
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できる方はぜひ(^^)♪

映画『ヒステリア』のご紹介

あと、女性のヒステリーはかつて「子宮の病」といわれ、それを癒やすために膣マッサージが行われてきたという歴史があります。

しかし、医師が自らの手で行っていたので、腱鞘炎になってしまったそうな。

それを解消すべく発明されたのが、医療用バイブレーター。

その開発の歴史を映画にしたものがあるので、ご興味ある方はぜひ見てみてください↓

ちなみに、いろんなサブスクでこの映画を検索してみたのですが、全然見つからなかったので、私はTSUTAYAでDVDを借りて見ました。

いやらしい映画ではなく、女性解放を目指したフェミニズム映画になっています。

それでは、今日もお話が長くなってしまったのでこのへんで…☆

次回もお楽しみに♪

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