私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日から、無意識フィルターの階層を一段上げて、自己と他者の関係性についてお話していきたいと思います。
意識の第二階層は自己と他者の階層
無意識フィルターのクリーンアップの第一ステップは、内なる私と向き合うことでした。
この内なる私と、顕在意識は反転関係にあると説明してきました。
そして、その第一フィルターのクリーンアップを終え、次に向き合う対象は「他者存在」になります。
以前もお話しましたが、他者と向き合うということは、内なる私より多様性のレベルが上がることを意味します。
さらに今日のお話にそっていえば、自己と他者とでは意識の階層性が一段階複雑になるという意味でもあります。
ですので、まずはじめに内なる私と向き合い、その上で他者と向き合うという順番が大切です。
他者と向き合う様子を、人生版ケイブユニバースで表現すると、下記のようなイメージです。
上記の絵を見ると、いつもこのような形で自己は他者と向き合っているよ、と思うかもしれませんね。
しかし、上記の絵は肉体同士が向き合っているという意味ではありません。
この絵が表現したいのは、自己と他者の意識の方向性であり、
自己と他者の意識は反転している
ということを表現したものです。
これはどういう意味なのでしょうか?
詳しく説明していきますね。
自己と他者の意識構造は反転している
私たちは日常の人間関係を通して、相手の言葉によってコミュニケーションを取っていて、さらに、自分が規定する「私」というイメージを、他者も同じく感じ取っているだろうという前提のもとでコミュニケーションが行われていると思っています。
つまり、自己の顕在意識と他者の顕在意識同士でコミュニケーションが行われていると考えています。
もちろんある程度それは間違いではないと思いますが、コスモ・ライフォロジーでは本当のコミュニケーションは「顕在意識(自己) 対 顕在意識(他者)」ではなく、
自己の無意識 対 他者の顕在意識
によって行われていると考えています。
その理由は、内なる私(無意識)と顕在意識が構造上反転しているように、
自己と他者の意識構造も反転しているから
です。
なので、他者とのコミュニケーションの中で、
あなたは優しい人だけど、本当は寂しいんじゃない?
と言われたとき、
え!?私ってそう見えるの?
と思ったり、
私にはこれができる!
と思ったことを、
あなたはこっちの方が向いていると思うよ。
なんて言われた経験ってありませんか?
自分がイメージしている自分像ではない、何か別の自分をとらえている他者。
その理由は、自己にとっての自分像は、顕在意識である自我意識が思い込んでいる「私」というキャラクターイメージであり、他者が見ているのは自己の無意識なので、キャラクターではない本来の自己を見ているのです。
こういった意識の反転構造があるからこそ、人間関係というのは複雑で難しくなるんだと思います。
本音と建前
「本音と建前」という言葉がありますが、これを意識構造で表現すると、
になり、自己と他者は互いに、建前の裏に潜む本音を感じ取っているので、コミュニケーションのミスマッチが起こっていると考えられます。
あの人、口ではああ言うけど、絶対心の中では違うこと思ってるよ~。
というやつです。
女性はこういった相手の本音を感じとることが得意ですよね。
女性は、無意識領域との繋がりが男性より強いからだと思われます。
まとめ
以上、このような意識の反転構造があるということをしっかり理解した上で、第二層目である他者の価値観フィルターのクリーンアップに進んでいくのが良いと思います。
次回もお楽しみに♪