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【ろじろじラジオ】第2回放送★双対構造とフラクタル性について

双対構造アイキャッチ Youtube
natan
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私の宇宙からこんにちは、natanです。

このページでは、私が運営しているYoutube「ろじろじラジオチャンネル」第2回放送時のトーク内容全文をご紹介します。

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本日のトーク内容

以下の内容は、放送内容を加筆修正しています。

さあ、始まりました「ろじろじラジオチャンネル」。本日もよろしくお願いします。

今日は、これからお話していくすべての土台になる、基礎構造や基本情報について解説します。

natan
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「構造」という言葉を聞くと、「え…難しそう」と思われるかもしれませんが、そんなことはまったくありませんので、ご安心ください。

基礎になる構造について、これから四つお話していきます。

  1. 宇宙の双対構造とフラクタル性
  2. 男性性と女性性
  3. ケイブユニバースと本当の外部宇宙の場所
  4. 心理学と哲学、そしてヌーソロジーの立ち位置

今日お話する内容は、一つ目の「宇宙の双対構造とフラクタル性」についてです。

双対構造01

双対構造とは?

双対構造とは、「陰と陽」や「裏と表」というような双子の構造のことを指します。そしてヌーソロジーでは、宇宙の成り立ちについて、こう言われます。

「宇宙は双子で成り立っている。」

ヌーソロジーでは「宇宙は自己と他者で成り立っている」と表現しますが、「自己と他者」という表現は初心者さんにとってはあまり馴染みがないため、このチャンネルでは「双子」というわかりやすい表現に変えてお話していきます。

宇宙の双子に該当するものは、下記があげられます。

二つのあり方の一例
  • N極とS極
  • プラスとマイナス
  • 男と女
  • 右手と左手
  • 右脳と左脳etc

このように、かならずこの世界は二つのあり方を持ちます。

natan
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言われてみると、「あ~そうだな~」と思いませんか?

そしてあり方だけでなく、力の流動も二つの流れを持ちます。

二つの力の流動の一例
  • 昼と夜
  • 季節の温度差(夏と冬)
  • 動脈と静脈
  • 交感神経と副交感神経
  • 活動と睡眠etc

以上のように、宇宙そして世界が二つのあり方や力の流動を持っているその理由は、宇宙それ自身が双子の構造を持つからです。

双対構造02

宇宙の構造について

「構造」という言葉を辞書で調べると、「骨組み」や「形作るもの」という意味を持つことがわかります。そのため、ヌーソロジーで「宇宙の構造」と語られる際は、「宇宙の骨組み」「宇宙を形作るもの」という、宇宙それ自体を成り立たせるための土台のことだとご理解ください。

双対構造03

フラクタル性について

さらに宇宙は、フラクタルに構造を展開させる性質を持ちます。フラクタルとは「自己相似性」とも言われ、ある形の全体を一部だけ取りだしたとき、取りだした部分も全体とまったく同じ形をしていることを言います。

雪の結晶や植物の葉のデザインや模様を思い浮かべていただくと、理解しやすいと思います。

双対構造04

この件については過去の動画でも語っていますので、ぜひそちらの方もご覧ください。

したがって、宇宙の双対構造も同じく私たちの世界にフラクタルに展開するため、世界のすべてが双子の構造を持つことになるのです。

先ほど例にあげた二つのあり方や力の流動は、物理的な形態をもつため、観察や分析、計測をすることによって簡単に把握することができます。

しかしここで興味深いことは、目に見えるものだけではなく、「外在世界と内在世界」、そしてそこで活動する「自我意識と無意識」といった目に見えないものも双対構造で動いている、ということです。

そして意識にフォーカスを当ててみると、目に見えない意識の違いは、ひるがえり、目に見える形を伴ってこの世界に現れます。

たとえば「科学と宗教」に見られるような、世界の成り立ちを物質で見るか、それとも世界は神が創造したとするのか、という違いを生みだします。また、「東洋と西洋」に見られるように、人が話す言語の構造にも違いが現れます(例:日本語と英語)。さらには、「アニミズムと一神教」に見られるように、自然崇拝であるアニミズムと、キリスト教のように絶対的な一人の神様だけがこの世界に存在する、というような信仰の違いも生みだします。人間の文明においても、精神を重視する時代と物質重視の時代が交互に展開します。

双対構造05

人間は物事を「善と悪」や「光と闇」というように二つに分けたがる習性を持ちますが、考え方における二項対立も双子の形で現れます。

このように、人間の意識が双対構造を持つからこそ、人間の思考活動やそこから派生して出現する文明や文化、信仰なども二手に分かれるのです。

互いを支え合う宇宙の双子

ヌーソロジーでは、「宇宙の双子はお互いを支え合っている」と言います。その言葉の意味は、コインを見てみると簡単にわかります。

コインは表の面があることで、裏の面が存在できます。これは言い換えると、表がなければ裏もない、ということです。つまり、片方が消えてなくなると、もう片方も存在できなくなるというわけです。この宇宙の双対構造は、切りはなすことができないのです。

双対構造修正1

ではこの論理でいくと、「良いこと」は「悪いこと」があるから存在できると言えるのか、「善と悪」はお互いを支え合っていると言えるのか。じつはこの「善悪」については、一つのテーマとして語ることができるくらい奥深い内容のため、四つの構造の解説がすべて終わった後にお話します。

そういうわけで、今日はシンプルに双対構造についてのみ、お話を進めていきます。

心を知っていく大切さについて

ヌーソロジーは、表と裏をワンセットにして見ていく視点を持ちます。この一見相反するもの同士をワンセットに見ていく視点や思考は、人間にはなかなか難しいものです。なぜなら、人間は二つの異なったものを同時に所有できないからです。現時点の人間意識の特徴として、どちらか一つに答えを絞らないと気持ちが落ち着かないから、そして、答えが出せないからです。

双対構造修正2

そのため、ヌーソロジーのように、相反するもの同士をワンセットとして捉えられる意識を持つためには、自分の中に矛盾するものを「共存」や「同居」させられる意識を育てないといけないと考えます。その意識を育てるための土台になるものが、「心」だと私は考えています。

heart

先ほど述べたように、世界は双子で動いているにも関わらず、人間の思考だけは双対構造を受けいれていません。なぜなら、人間の思考は双子の相方を嫌っているからです。

思考に対する双子の相方は「感情」、もしくは、感じとることを表す「感性」が該当します(今回は感情にフォーカスを当てます)。

思考が宿る場所を頭とした場合、感情が宿る場所は体や心になります。さらに、思考は自我意識が担当し、感情は無意識が担当しています。

双対構造修正5

このように、人間は「思考と感情」そして「自我意識と無意識」の双対構造をもともと持っているのですが、私たちは自我意識による思考を優先してしまっている結果、自分の無意識や感情といった、心の世界を無視し置き去りにしているのです。

この状態が、巡りめぐって、相反するもの同士を対立軸として見てしまうことにも繋がっている、と私は考えます。なぜなら、そもそも自分の中が自我意識と無意識の双対構造を持つのに、その土台となる自分の構造を無視するがゆえに、結果的に世界の見方も一つの答えに絞ろうとしてしまうからです。

双対構造修正6

ですから、相反するもの同士をワンセットにして思考する意識を獲得するためには、まずは自分の心を知っていく、そして自分の中をしっかり双子化させていく、それに向けた努力が必要だと考えます。

人類の歴史は、争いの歴史でもあります。世界に平和が訪れない一番の理由は、自分の心を無視したり、自分が本来の自分自身を嫌っていたりすることが原因だと思います。

自分の内側で「自我意識と無意識」や「思考と感情」が争っているために、それがフラクタルに外側の世界にも展開して、争いの絶えない世界が生まれてしまっているのだと思います。自分のことを理解できない人、受け止められない人が他者を理解できるはずがありません。

宇宙のフラクタルという性質は、どこまでも例外なくこの世界すべてに適応される特徴があるため、油断できないものでもあります。

双対構造修正7-4

本当の幸せは内側からやってくる

さらに、フラクタル性については、このような表現もできます。「自分の内側が鏡のように世界に反射して、世界に映し出されてしまう」というものです。

双対構造修正7-5

心理学では、「外側の世界は自分の心を写した世界」だと言われますが、宇宙のフラクタル構造と心理学の考えは、一致する部分が多いです。

人間は、自分が苦しんでいる原因は外側にあると思い、いつも外側ばかりを責めます。しかし、外側を責めた結果、仮に表面上の問題が解決できたとしても、自分の幸せをそこで得ることはできません。なぜなら、本当の幸せは自分の内側からやってくるからです。

ですから、外側に原因があると思う、そして外側から幸せを得ようと思う、そのような意識を持っている以上、本当の幸せを見出すことはできないのです。きっと、そういった方たちはまた新たな問題を外側に見つけて、それを責めていくことでしょう。外側に幸せを求めるがゆえに、無限ループにはまってしまうのです。

この無限ループを脱するためには、心の世界を知っていく、そしてその世界に実際入っていき自己肯定感の低さや心の問題というものを解決していく、その過程で本当の自分を知っていく必要がある、と私は考えています。その先にヌーソロジーの世界があります。

最近はスピリチュアルの領域でも、「自分と向き合うことが大切だよ」と言われるようになりました。すごく良い傾向だと思います。心理学ではずっとそのことが言われつづけています。

双対構造修正7-6

構造論の大切さについて

今日のテーマから少し話がそれますが、自我意識優先の人間にとって、自分と向き合うという行為はあまりやりたがらないのが実情です。

その理由は、自我意識が無意識に対する情報を持ってないから、と言うこともできますが、本当のところは、自我意識が無自覚に自分の嫌な部分を無意識領域に押し込めたり、本当の自分を抑圧したりしているので、無意識領域である自分の心を中を開いてみたとき、自分の嫌な部分や嫌な記憶がブワーっと出てくるのを深い部分では知っているからだと私は思っています。

だから自我意識は無意識を拒絶するのです。知っているからです、自分が無意識に対してこれまでやってきたことを。見たくないものがいっぱいあるのです。

双対構造修正7-7

そのため、スピリチュアルや心理学を通して自分と向き合うことの大切さを学んでも、頭で理解しただけで、実際行動はできないわけです。

natan
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怖いからです。

でもこの気持ちはよくわかります。

しかし、ここで「構造」という概念を考えてみると、「宇宙の構造が双子になっている以上、心と向き合うしかないよなあ…。そうしないと前に進めないよね…。」という事実を、嫌でも自覚せざるを得なくなります。ですから、そういう意味も含めて、ヌーソロジーが教えてくれる宇宙の構造は、とても大事な概念です。

双対構造修正7-8

ヌーソロジーが教えてくれる構造論は、宇宙と人類が調和して生きていくための「羅針盤」、また個人にとっては自分の心の世界を探究するための「心の地図」のようなものだと私は思っています。地図を無視したら、その先は行き止まりだった、あっちに行ったら崖から落ちてしまった、ということもあるかもしれません。だから地図の存在は大切です。

そういうわけで、感性的な方は論理的な構造論に対して苦手意識を持ってしまうこともあると思いますが、ヌーソロジーの構造論は決して難しいものではなくて、「心の地図」としてイメージすることで、少し抵抗感は抑えられると思います。

双対構造修正7-3

まとめ

ということで、ここで今日の内容をまとめます。

今後お話していくことは、今日解説した宇宙の双対構造をベースに語っていきます。

  1. 宇宙は双子構造で成り立っている
  2. 目に見えるものだけでなく、目に見えない意識の世界も双対構造を持つ
  3. 双対構造はフラクタルに展開している
  4. 人間は「自我意識と無意識」そして「思考と感情」という双子構造を持つが、今現在それらは双子化されていない、もしくは双子の片方を無視している

というお話でした。

次回は双子構造の中身について、「男性性と女性性」というテーマでお話していきたいと思います。

natan
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それでは今日はここまでです。
ご視聴いただきまして、ありがとうございました。
また次回もぜひ聴いてくださいね。
それではまたお会いしましょう!バイバイ!

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