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愛着障害の克服方法①安全基地を持つ

愛着障害
natan
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私の宇宙からこんにちは、natanです。

今日からいよいよ、愛着障害の克服方法について解説していきます。

▼ 参考文献 ▼

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安全基地となる存在を持つ

愛着の原点は、親との関係で育まれます。

愛着障害は、そのプロセスでつまずいているのです。

それを修復するためには、親との関係を改善していくことがもっとも望ましいです。

ただ、現実的に考えて、親との関係を改善させるのは至難の業だとも感じます。

そのため、愛着障害を克服していく場合、第三者の関わりが不可欠になってきます。

その第三者が、親が果たしてくれなかった役割を一時的に、場合によると数年単位という長いスパンで肩代わりすることが必要になります。

そうすることで、子どもは愛着を築きなおす体験をし、不安定型愛着を安定型愛着に変えていくのです。

その場合にもっとも重要なことは、

その第三者が安全基地として機能している

ということ。

つまり、親の代わりをするとは、すべての面倒を見るということではなく、安全基地になるということなのです。

安全基地とは、

  • いざというとき頼ることができる
  • 守ってもらえる居場所である
  • そこを安心の拠り所、心の支えとすることのできる存在

です。

トラブルや危険が生じたときは、逃げ帰ってきて、助けを求めることができますが、いつもそこに縛られる必要はありません。

良い安全基地であるためには、本人自身の主体性が尊重され、彼らの必要や求めに応えるというスタンスが基本になります。

気持ちがまだ不安定で、心細さを感じるうちは、安全基地に頻繁に頼り、その助けを必要としますが、気持ちが安定し、安心と自身を回復するにつれてその回数も減り、次第に自力で行動することが増えていきます。

さらにもっと時間が経てば、心の中で安全基地のことを思い描くだけで十分になり、実際にそこに頼ることもなくなっていくかもしれません。

それこそが、究極の安全基地なのです。

「安全基地が持てない障害」ともいえる愛着障害を克服するためには、良い安全基地となってくれる存在がぜひとも必要になります。

良い安全基地とは?

以下の話は、愛着に問題を抱えた人をサポートする側の人に向けた話になります。

良い安全基地となるための大切な条件は下記の五つです。

  1. 安全感を保証すること
  2. 感受性を持つこと
  3. 応答性を持つこと
  4. 安定性を持つこと
  5. なんでも話せること

安全感を保証すること

これがもっとも重要なのは、言うまでもありません。

愛着の問題を抱える人にとって、一緒にいても傷つけられることがないというのが、最優先されるべき安全基地の条件です。

感受性を持つこと

感受性は、共感性といってもよいでしょう。

愛着の問題を抱える人が何を感じ、何を求めているかを察し、それに共感することです。

感受性が乏しいと、相手の気持ちがわからないばかりか、無神経なことを口にして逆に相手を傷つけたり、トンチンカンな対応ばかりしてしまい、ありがた迷惑な状況を招いてしまうことになりかねません。

応答性を持つこと

相手が求めているときに、応じてあげることです。

それはいざというときに「相談できる」「守ってもらえる」という安心感に繋がります。

相手が求めていないことや、求めていないときに余計なことをするのも、応答性から外れています。

相手の主体性と同時に、責任を侵害しないことも大事です。

相手がするべきことまで肩代わりすることは、極力避けなければいけません。

安全基地は「怠け者の楽園」ではないのです。

ただ、相手が傷つき弱っているときに、一時的に甘えを許すということはあってもよいと思います。

感受性も応答性も基本は受け身です。

主役は本人であり、支える側ではありません。

自分の方がすぐに主役になってしまうような人は、良い安全基地にはなりにくいです。

もちろん、本人が心の中で求めていることを言いだせないというときに、それを察してさりげなく手を差し伸べるということは必要になります。

安定性を持つこと

相手の求めに応じたり応じなかったりと、その場の気分や都合で対応が変わるのではなく、できるだけ一貫した対応をとることが必要です。

なんでも話せること

相手が隠し事をしたり遠慮したりせずに、心に抱えていることをさらけ出すことができることが大切です。

この条件は、これまでの四つの条件がクリアされて、はじめて達成できるといえるかもしれません。

つまり、「なんでも話せる」という状態が維持されているのかどうかが、良い安全基地となっているかどうかの目安だとも言えるでしょう。

なんでも話せる人を持つことが、心身の健康を守るためにも、愛着障害の克服にも必要なのです。

家族、友人、恋人、パートナー、教師、カウンセラーなどの専門家など。

傷つけられたり、説教されたり、秘密をもらされたりする心配なく、なんでも話せる人を持つことが、それを媒介として変化を生みだす第一歩になります。

まとめ

手近に安全基地となる存在を、まったく持たないという人もいると思います。

そうした人たちにとって、本やネットの世界が仮の安全基地となっていることも多くあります。

自分を表現し、それに対して応答してもらえるブログやチャットは、安全基地となる要素を備えています。

ただ、そこで傷つけられるという危険も抱えています。

自分のことをなんでも話せる人との出会いというものが、愛着障害の克服において極めて重要

になります。

そういう人が安全基地として機能しているならば、語ること自体から大きな癒やしが生まれるだけでなく、語ることによって、それまで断片的にバラバラだったものが統合され、傷や歪みが修復されていくプロセスがはじまるのです。

しかし、相手が十分安全基地となっていなかったり、愛着の傷が深い場合、自分のことを打ち明けることは相手に対する不安や疑念をかき立て、逆に不安定になったり、ふたたび殻を閉じてしまうことに繋がりかねません。

愛着不安の強い人は、一度に何もかも話さずにはいられないような衝動に駆られ、性急な告白をしてしまいがちです。

しかし、それは自分の恥部だけを相手に見せるようなものなので、相手を面食らわせ、対等な関係を築くのを妨げてしまいます。

回避型の人は、自分を開示することに慎重になり過ぎ、すっかりお膳立てが整っているのに、足を踏みだせないということになりやすいです。

そんな態度から、相手のことなど求めていないと解釈され、すれ違いに終わってしまうことも起きます。

しかし、気長に寄り添いつづけることで、回避型の人もいつの間にか安全基地として受け入れているということも多いのです。

愛着に問題を抱えた人をサポートする人は、安全基地となり続けるように努めることが何よりも大事です。

次回は、愛着障害の克服編②をお話したいと思います。

▼ 参考文献 ▼

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