
私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、男性と女性の会話の違いについてお話したいと思います。
男と女の反転構造
これまで、自己と他者の反転関係についてお話してきましたが!
この階層において、究極の反転関係といえば…
男♂と女♀
ですよね。

内なる私と向き合う階層では、自我(顕在)意識が男性性♂で、無意識(内なる私)は女性性♀でした。
いくら自我意識と無意識が反転しているからといっても、それは自分自身に他ならないため、比較的容易にお互いを理解できると思います。
しかし、自己と他者、それも男と女という関係性においては、強烈な反転構造を嫌というほど味わいます。
この強烈な反転構造から推測するに、内なる私と向き合う階層より、さらに反転のレベルの難易度が上がっているなと嫌でも感じます。
男女の会話を紐解く
今日は書籍『だからモメる!これで解決!男女の会話答え合わせ辞典』を参考にして、男女の違いを詳しくみていきたいと思います。

まず、会話上の男女の基本的な特徴は下記のとおりです。
これを意識に置きかえると…
という感じです。
いや~、これを書いているだけで、そもそもの男女の構造が違い過ぎて笑えてきますが(笑)
この構造を多くの人が理解していないからこそ、男女のすれ違いは永遠の課題なのかもしれません。
まずは、書籍から私が厳選した男女の会話の違い10選をお届けしたいと思います。
愛情
(男)態度で示す愛の気持ち
どんなに愛していても、言葉にすることは滅多にない。照れ臭い気持ちももちろんあるが、口より態度で表すことこそ、本当の愛情だと考えている。
(女)言葉があってこそ実感できる愛の気持ち
夫の態度から愛情があることはわかっていても、確信するためには「愛している」と言ってほしい。コミュニケーションが不足すると、態度も疑ってしまう。
言葉と態度がセットになってこそ、愛情を実感できるのが女性。
アドバイス
(男)ありがたい助言
するのは大好き。自分が求めた場合はされるのも好き。理論的であるほど、そして明解であるほどよいと感じている。また、受容するのは当然で、活かしてナンボのものでもある。
(女)不要な口出し
世間的にはどうかとか一般的にはどうかといった「客観的判断」として時々質問するが、活かすことはあまりない。活かすことを強制されると一気に興ざめする。
謝ってよ
(男)「ごめん」って言ってほしい
謝罪の言葉を発するのは、反省の気持ちの最終形だと考えている。だからこそ、「ごめん」の言葉で、問題がすべて終わると信じている。自分が言われる場合も同じ。
(女)「ごめん」の理由を言ってほしい
大事なのは、「何に対して怒っているのか」「何に傷ついたのか」を理解してもらうことなので、それが示されないままの「ごめん」は受け入れられない。
会話
(男)情報も交換
求めるのは行動に直結する内容。結論が出ないことが基本的に苦手なので、目的のない世間話や茶飲み話は苦痛に感じる。
(女)気持ちの共有
たわいない話を重ねることで自分の気持ちを確認していく作業。会話の最初と最後で気持ちが変わっていることも多い。「気持ち」重視なので、正論は必要ない。
我慢する
(男)見返りを求めず耐えること
自分の意見を言わず、いわば貝になる状態。心の中で不満を燻らせている場合もあるが、「我慢する」と決めた以上、それを口にすることはあまりない。
(女)報われるべき自己犠牲
いったん引き下がったように見えても、本心を察してくれること、いつか報われることを期待している。ときに我慢していることをアピールすることもある。
期待しない
(男)要求や関心がない状態
相手や出来事に対して「なんとも思っていない」ことを示す。男性が「君には期待していない」と言う場合、すでに眼中にない場合が多い。「あきらめ」の一歩手前。
(女)一縷の望みにかけている状態
言葉とは裏腹に「わずかな望みを残していること」を示している。ただそれが叶わない可能性が高いこともわかっているので、静かに怒っている状態でもある。
大丈夫だから
(男)安心して任せてほしい
むしろ関わらないでほしいという意味であることも多い。ただし体調の場合は、限界を超えていてもこの言葉を発する場合があるので注意が必要。
(女)助けてほしい
状況によって真逆の意味を持っている言葉。本当に「大丈夫」な場合もあるが、手を差し伸べてもらいたいのに自分から頼めず、大丈夫と言っている場合も多い。
正しい
(男)筋が通っていること
基準となるのは、自分自身の論理に適っているか否か。それを否定された場合、自分自身を否定されたかのごとく、怒り、傷つく。
(女)状況に応じて基準は異なるもの
基準は柔軟なものであり、一貫しないことも多い。また、周りの状況にも左右されるもの。
納得できない
(男)自分の意見をわかってくれていない
相手と自分の考えが相容れないこと。相手が自分の意見を正当に評価していないという怒りを表す場合も多い。
(女)自分の気持ちをわかってくれていない
相手の言動ではなく、私の気持ちをわかっていない、私の気持ちを踏みにじっている、という思いが込められている。
やらなくていいよ
(男)やらなくても何とかなるよ
本当はやってほしいとか、あきらめて見放す気持ちなどなく、純粋にほうっておけばいいと思って発する言葉。
(女)私が全部やればいいんでしょ
「自分にまかせて」という場合と、「私がやるわよ」というキレ気味の場合がある。一方自分が言われると、「じゃあ、これは誰がやるの?」と反論したくなる。
歩み寄ることが大切
以上、私が厳選した男女の会話あるあるでした!
この本に書かれている内容はあくまでコスモ・ライフォロジー的に見て、男女の言葉のとらえ方がどれだけ異なっているかを知っていただければいいなと思い、ご紹介してみました。
人によっては、かならずしも「女性だからすべて当てはまる」ということはありません。
あくまでも参考例としてとらえてください。
みなさんも読んでみて、「あ~あるある」と思ったことでしょう。
でも、ここで終わらせたらあきまへんのよ、奥さん!
人生そして夫婦やパートナーの関係をより良くしたいと願うならば、「あ~あるある」と納得して終わるのではなく、日常生活の中で自分やパートナーがどのようなコミュニケーションを取っているのか、意識的になっていかないといけません。
「男性はこういう性格だから」「女性はこういう性格だから」と簡単に決めつけてことを終わらせてしまうのではなく、
を考えていくことが大事だと思うのです。
歩み寄ることを学ぶ。
これができて、初めて良好なパートナー関係を築くことができます。
男はストレートの直球、女は消える魔球でキャッチボールをしている状態です。
コミュニケーションが成立するはずがありません。
なので、男女でこれくらい言葉のとらえ方が異なっている、ということをまずは知っていきましょう。
そして、男女ともに急にこの性質を変えることは難しいので、すれ違ってしまった場合は後から出来事をふり返って、検証してみればいいと思います。
その時点で歩み寄ってみると、問題は以前よりスムーズに解決されると思います。
相手がけっして歩み寄ろうとしない場合は、無理しなくていいと思いますけどね。

でも自分だけは歩み寄る努力はしていこう!
という意識を持つことだけは大切かなと思います。
まとめ
あとですね、これからは女性の時代!ということで、女性性開花に勤しんでいるスピリチュアルもあるようですが、コスモ・ライフォロジーの視点からいうと、片方の性に偏るのはオススメできません。
人間意識が考える女性性と、これから始まっていく宇宙的女♀が持つ意味合いは、大きく異なると考えます。
なぜなら、人間意識は物事を一意的にしか捉えていないからです。
ですので、コスモ・ライフォロジーがオススメするのは、
異性と交流すること。
恋愛する必要はありませんが、異性と交流し、歩み寄るとはどういうことなのかを学ぶことが大切だと思います。
何事もバランスが大切です。
女性が優位になる時代がくるのではなく、男女ともに課題を持っていて、それを乗り越えるのがこれからの時代にやるべきことだと思います。
だからこそ、男女がともに手を取りあって、前に進んでいくことが求められると思うのです。
まずは、男女の反転関係を理解し、日常の中でどう自分とパートナーがコミュニケーションを取っているか、意識的に見てみてくださいね。
次回もお楽しみに♪