私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日からコスモ・ライフォロジー第二部をはじめたいと思います!
第二部をはじめる理由
テーマは「男」と「女」
なぜ第二部かというと、内なる私(インナーチャイルド)との絆を回復した次に見えてくるのは、自己と他者の階層です。
私たちは他者と当たり前にコミュニケーションを取れていると思っていますが、じつは自己と他者の意識は反転しているため、一方的な「自己の思い込み」によって関係を構築しています。
その中でもっとも正反対な存在が、
男♂と女♀
です。
正反対な両者ですが、宇宙はこの二つの命(エネルギー)によって、調和的に脈動しています。
その宇宙の活動が人間レベルに投影されたのが、男性と女性という性別の違いだと考えます。
宇宙は調和できているのに、人間だけが男女ともに調和できない状態にいます。
2013年からはじまった新しい時代とは
とくにこれまでは、宇宙的男♂の力が優位に働く時代でもありました。
そして、宇宙的女♀の力は大きく抑圧されてきました。
今後、約6,500年で出現してくるであろう宇宙的女♀の時代とは、一体どんな世界なのだろうか?
宇宙的女♀の力は宇宙的男♂のそれとは反転関係にあるため、その力の移行期間であるこの時代は混乱が起こりがちです。
すでに男女平等やフェミニズム運動、LGBTの社会への承認など、性に関する部分で運動が盛んになると同時に、その反動(バックラッシュ)も起こっています。
一般生活レベルでも、男女の違いに頭を悩ませている人は増えていると思います。
女性の社会進出が盛んに叫ばれるなか、本当に女性はこの社会構造に適応できるのだろうか?
社会にもまれて、体調を崩している女性が増えていることを、みんなは知っているのだろうか?
しかも、それが本人に無自覚な状態で進行していることにも、気づいているのだろうか?
男性も例外なく、そうなっていることに気づいているのだろうか?
キーワードは「女性性」
宇宙的女♀の時代のキーワードは「女性性」にあると考えます。
現段階ではまだ予測不能な世界ではありますが、宇宙の営みの中で、新しい世界を考察するための何かヒントになるものはないだろうか?
そこで私は思いつきました。
宇宙が宇宙的男女の双子構造(ミックスツイン構造)で成り立っている中で、反転関係にある両者がどうやって一つになるかを考えたときに、
あ、もしかして、人間が行っている「アレ」って、宇宙的行為なのかもしれない!!
と思いました。
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①コスモ・ライフォロジーでは、宇宙は男女の双子の命で脈動していると考えています。その宇宙的男女の双子構造を「ミックスツイン構造」と呼んでいます。
- 宇宙的男♂…男性性/父性/客観/理性/画一性etc
- 宇宙的女♀…女性性/母性/主観/感情/多様性etc
②宇宙的男女の双子は、互いに「反転」した構造を持っています。
そう思い、いろいろ調べてみたら、隠された情報が出てくる出てくる…。
しかもその情報の中には、これから出現してくる宇宙的女♀の時代を迎えるための意識改革に繋がる、貴重な情報も含まれていました。
私の中で「ガッテン!」が起こりました!
ミックスツイン構造を軸として語るコスモ・ライフォロジーだからこそ、私の口からそれを語っていかなければ!という思いに至りました。
そこで、コスモ・ライフォロジー第二部の始動を決意したというわけであります。
第二部のテーマ「性愛」
ではでは、新しくコスモ・ライフォロジーが取り扱っていきたいテーマの発表です。
それは…
性愛
です。
性愛は、「まぐわい(目合ひ)」という美しい言葉で語られることもあります。
まぐわいとは?
①目と目とを見合わせて愛情を通わせること。めくばせ。
②男女の交接。性交。
目合ひ(まぐわい)の意味 -goo国語辞書-
すごく突飛な発想だと思われるかもしれませんが、チベット密教の教義では、ヤブユムと呼ばれる男女の合一を無上の宗教的な解脱とするタントリズムを持っています。
ヤブユム(チベット語: Yab-yum、逐語的には「父上-母上」)は、インド、ブータン、ネパール、チベットの仏教美術においてよく見られる、男性尊格が配偶者と性的に結合した状を描いたシンボルである。男女両尊[1]、父母仏[2]、男女合体尊[3]とも。
男性尊格が蓮華座にて座し、伴侶がその腿に腰かける座位の構図が一般的である。この交合の表現をもって空性の智慧(女性原理、自利)と慈悲の方便(男性原理、利他)との一致を体現した仏陀の境地=大楽を表している。交合とその快楽そのものを悟りの境地と紐付ける解釈は密教系のカルト宗教に多く、明確な誤りである。
ヤブユム -Wikipedia-
チベット密教では、性的結合の恍惚が、悟りを開く行の一環ととらえられているそうです。
おおかたの宗教は、性的欲望を救済の妨げと捉えていて、禁欲を含む欲望の統制を求めるのが通常なので、正反対の考え方ですね。
でも、私はここに、宇宙的女♀の時代のヒントが隠されていると思ったんです。
宇宙の始まりと終わり
ヌーソロジーでも、「自己と他者は宇宙の始まりであり終わりである」と言います。
そして、その自己と他者によって宇宙は存在していると。
コスモ・ライフォロジーでは、その「自己と他者」を「男女」に置きかえています。
ウロボロスの蛇にも象徴されるように、宇宙の始まりと終わりはこの時空で連結しています。
宇宙の「始まりであり終わり」である男女が、この時空で連結することこそ、人間の<まぐわい>として表現されているのではないだろうか?
と考えたのです。
陰陽のシンボルもよくよく見ると、互いがまぐわっているように見えませんか?
二つが一つになる瞬間
しかし、その<まぐわい>だけだと、やはり男女はいまだ別々に存在している状態です。
よくスピリチュアルなんかでも、「二つであり一つである」といったような表現がされます。
どうやって男女が、本当の一つになるのだろうか?
情報を収集する中で、「あ、これだ!」というものを見つけました。
それは…
至高のオーガズム状態。
至高の状態に達したとき、相手と溶け合う状態になります。
この状態こそが、「二つが一つになる」瞬間だと考えました。
この世界の存在理由
そして、これも突飛な発想に聞こえるかもしれませんが、結論をいうと、コスモ・ライフォロジーではこう考えています。
宇宙的男女がまぐわい、そして至高の状態を成している瞬間に、私たち人類の約13,000年の時空が展開している。
私たちは、両親の<まぐわい>によって、この宇宙に誕生しました。
宇宙、そして生命誕生を語るにおいて、「性愛」というテーマは避けて通れないと考えます。
どうしても私たちにとって<まぐわい>とは、いやらしいもので下品、もしくはシークレットにしなければいけないことと考えがちです。
今の時代は性愛からの退却、感情の劣化も相まって、ますますそういった思考が強くなっています。
男女の意識の分断が起こっています。
この状態で「宇宙的な恋人たちの世界」は本当に来るのだろうか?
この時代にやるべきこと
男女ともに生きやすい世界は来るのだろうか?
そういった問題が山積みなこの時代。
至高体験ができる<まぐわい>には、さまざまな「作法」と「知識」が必要になります。
宇宙の構造を人生に適応させて、より良く生きることを目指すコスモ・ライフォロジー。
今回も、至高の状態を体験している<宇宙的まぐわい>を一つの宇宙論としてとらえ、そこでなされている「作法」をこの人生に適応させて、男女がより良く生きるための方法を探究していきたいと考えています。
これはけっして、<まぐわい>という行為を強制するものではありません。
<まぐわい>は、男女が出会い、気持ちを通じあい、愛しあい、絆を深めていくという、人生で展開されている何十年という男女の関係構築のステップが、一気に凝縮化して表現されたものだと考えています。
なので、<まぐわい>からの至高体験に至るまでの作法からヒントを探り、恋人や夫婦だけでなく、職場や社会でも「お互いこうすると気持ちが伝わる」「こうすれば相手を理解できる」「こうすれば相手が喜ぶ」ということを見つけられたらいいなと考えています。
男女間の正しいコミュニケーション作法を知る
ということですね(^^)
その結果、真の男性性♂、真の女性性♀が見えてくると思っています。
まとめ
というわけで、次回より<宇宙的まぐわい>から紐解く、新しい宇宙人生論をお話していきたいと思います。
次回もお楽しみに♪