私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、スピリチュアル界隈で言われている「ワンネス」や「統合」について、私の思うことをお話したいと思います。
スピリチュアルの教え
みなさんは、「ワンネス」や「統合」について、どのような考えをお持ちでしょうか?
大いなる一つのものから分離し、長きに渡って孤立や孤独を経験してきた私たち。
自分以外に「他者」なる存在がいるために、争いや戦争、妬み、ひがみなどが絶えませんでした。
しかし、これからの未来では、「ワンネス」や「統合」を果たす世界だといわれています。
私たちは大いなる一つの存在なのだから、他人はいなくて、すべて「私」である。
みんなを愛しましょう、受け容れましょう。
そう言われますよね?
スピリチュアルの教えに対する私の考え
この件について、私の考えをお話しますね。
ワンネスや統合なんて、できるわけがない!
なぜそう考えるのか、詳しくご説明しますね。
自分の持っている固定観念によって、嫌ってしまう他者がいる場合、それは自分の固定観念を書き換えたり、エネルギー浄化をしたりして心を解放することはできます。
ただ、固定観念に気づかせてくれて書き換えもできたからこの人には感謝しているけど…
やっぱりこの人無理!
好きになれない!
私とは違う世界に住んでいる人だから理解し合えない!
嫌いどころか不気味だし気持ち悪いし…。
と思うことも事実あります。
人間なので、当然です。
どんなに自分のエネルギーをニュートラルにしても、相容れない相手を受け入れることはできないんです。
やはり、どうしても好きになれない相手はいるものです。
相手が同性であってもそう思うし、ましてや異性の場合…
気持ち悪い…。近寄りたくない…。
これ、リアルにそう思います。
でも、そう思うのは普通だと思います。
みなさんは、本当のこの状況を心から受け入れられますか?
私は無理です!!
スピリチュアルや精神世界で、心のお勉強をしている方は、
いや、この人も「私」なのだから受け入れなきゃ!
嫌ってはダメ!
と考えて、自分を律するかと思います。
でもね、それはできないんです。
その「ワンネス」「統合」を、今すぐ求めることは無理なんです。
「ワンネス」「統合」はあくまで結果である
私は「ワンネス」や「統合」に関して、こういう考えを持っています。
- 「ワンネス」や「統合」とは「結果」であり、結果は作るものではない
- 結果とは「最終的に行き着く先」のこと
- 最終的に人類が行き着く先が「ワンネス」「統合」である
そう思っているんです。
スピリチュアルや精神世界の教えは、私たちが生きる物質世界ではなく、非物質世界からの視点で語られています。
非物質世界とは、時間のない世界であり、そこは「結果の世界」だと言われます。
でも、私たちの生きるこの物質世界には、時間の流れがあります。
つまり、スピリチュアルや精神世界の教えが「結果」や「答え」であるならば、私たちはそれをそのまま時間の流れるこの物質世界に持ち込むのではなく、「どうすればその結果に行き着くことができるのか」を考え、行動しなければいけないと思うのです。
ということであれば、その「結果の世界」を達成するためには、この物質世界で何をするべきなのか?
それは…
ワンネス・統合へ向かうために必要な基盤作りをすること!
私たちは、ようやくワンネスや統合への一歩を踏みだしたばかりです。
その一歩を踏みだしたばかりなのに、急にワンネスや統合という結果を求めるのには無理があります。
今、歩みはじめた私たちがこの物質世界、そして自分の今生でやるべきことは、嫌いな人を「ただ単に嫌い」と判を押してしまうのではなく、
- なぜその人を嫌いだと思うのか自分の心を内観すること
- 自分の固定観念や抑圧している感情エネルギーを浄化すること
- 嫌いな人の別の面を見て、多元的思考を働かせ、違う側面(良い面)を探すこと
これが今、私たちがやるべきことだと思っています。
まだ上記さえもやれなかったのが、これまでの時代です。
これからの時代は上記を実践して、
ワンネスや統合の世界の基盤を築くための「思考の仕方」を習得する
これが、この時代に生まれた私たちのミッションではないかなと私は思うのです。
これらを実践して、結果的に「やっぱりこの人は私と違う、合わない、苦手だ」と思ったらそれはそれでOKです。
ただ、このことに気づけばいいんと思うんです。
今まで嫌いな相手は、「敵」とみなされることが多かったと思います。
これが行き過ぎると争いになり、国家間の戦争にまで発展します。
ですが、人間関係においては、「相手に悪意がない」と知るだけで争いは起こらず、ワンネスや統合への道に繋がると思うのです。
それに今の時代は「思考が現実を創る」と教えられたばかりで、私たちは今自分のエネルギーというものを掴もう、習得しようとしている真っ最中です。
ようは、まだ自分軸というものを作っている段階なのに、嫌いな相手を無理に受け入れるという行為は、他者に自分のエネルギーを引っ張られる場合もあるんです。
この場合も、その相手に悪意はありません。
善意でやってくれていることであっても、自分のエネルギーを持っていかれることは十分あります。
多面的に思考すること
なので、今私たちが一番力を入れてやるべきことは…
- 偏った思考を拡大させること
- 自分軸を作ること
これが重要です。
それらができるようになってはじめて、ワンネスや統合といった未来の世界の姿が見えてくると私は思っています。
それと、人間の二元的思考のまま「大いなる一つ」を理解する、統合することはできないと考えます。
「大いなる一つ」をあえて「神」というならば、神は無限の側面を持っています。
神の無限の側面を知るためには、人間の二元的思考を飛びだして、多元的(多次元的)思考を持たないと、神の無限性を知ることはできないと考えます。
「二元性を統合することで神を知る」のではなく…
二元性を超えて、多元的(多次元的)に物事を捉えられるようになってはじめて、神を知ることができる、と私は思っています。
「神」を「宇宙」と言い換えても、同じことが言えますね。
このことは今日のお話にも繋がるのですが、この時代にやるべきことは…
他者に対する偏った見方を捨てて、多面的に相手を見て思考する
それができてはじめて、ワンネス・統合に繋がる道が見えてくると考えます。
結果は「好き・嫌い」どちらでもいいんです。
自分で考えて出した答えに、間違いはありません。
出した答えは何でもいいんです。
大事なのは…
- 多元的思考ができたかどうか
- 相手に悪意はないと理解できたかどうか
です。
嫌いな人を無理に受け入れようとしない
嫌いな人を、無理に受け入れようとしなくても大丈夫です。
受け入れようとして葛藤しているそのとき、じつは心の中で自分を責めています。
だから葛藤するんです。
なぜ自分は相手を受け入れられないのか?
そんな自分はダメなんじゃないだろうか?
って。
なので、そのときは自分にこう言ってあげてください。
あの人のこと、嫌ってもいいんだよ。
好きになれないんだから、仕方ないよ。
それでいいんだよ。
相手に悪意はないと知るだけで、シンプルに「この人は私のエネルギーに合わないからお付き合いは控えよう」と思うことができます。
争いは起こりません。
憎しみも、怒りもありません。
ただそれぞれが別々の道を歩むだけです。
それでいいんです。
エネルギーを扱うとはそういうことです。
私たちは新しい時代の開拓者です。
未来の基盤を作る、そのために必要な思考の仕方を今、学んでいます。
そして、エネルギーがどういうものなのかについても、学んでいる最中です。
だから今は、ワンネスや統合は一旦横に置いておいてください。
新しい時代の開拓者として、今やるべきことをやりましょう。
まずは自己愛、そして思考の拡大と自分軸の確立。
それが世代を超えて受け継がれて、ワンネスや統合を達成します。
それを達成するのは、数千年後かもしれません。
しかし、ワンネス・統合の達成には、私たちの基盤づくりが今重要なんです。
まとめ
きっと自分がこの一生を終えるとき、人生のすべてに感謝すると思います。
嫌いだったあの人も、自分の人生に彩りをくれた大切な存在だと気づきます。
結果的にそういう境地に行き着くのだから、今は無理して受け入れなくて良いと私は思っています。
すでに、おばあちゃんみたいな発想ですが(笑)
うん、でも、それでいいんじゃないかな♪
無理せず自分の本心に従って歩んでみてください。
次回もお楽しみに♪