私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日も引きつづき、他者存在に関わる自己の無意識についてお話したいと思います。
◎前回までのお話はこちら↓
自己の無意識は果てしなく深い
自己の無意識層はとても深く、それは宇宙規模くらいあると考えます。
スピリチュアルの教えでは、内なる声に耳を傾け、自分らしく生きていくことで本当の自分に戻れる、そして宇宙と繋がるといったような話がされると思います。
それは間違いではないと私も思っています。
ただ、意識の構造を見てみると、まだまだ無意識層は深くふか~く存在しているので、「宇宙と繋がる」と言っても、それは真の宇宙の入り口に立っただけだと思います。
そこで、意識成長は終わりではないのです。
まだまだ果てしなく成長は続きます。
人生は無意識が選んでいる
前回もお話しましたが、他者がとらえている自己の無意識は、自己にとっては気づけないものが多いです。
なので、信頼がおける他者の協力によって、さらに自己意識の拡大が図られます。
そういった観点からも、人間関係というのはとても大切なものなのです。
無意識というのは、自分自身が普段何気なく表現している態度や姿勢、言葉じりや考え方などを通して、「私はこういう人間です」という自己紹介を意識なく他者に示しています。
そこで表現されていることは、自我意識が設定したキャラクターではなく、本当の自分の姿です。
そして私たちは、その本当の自分の姿に気がつかないまま人生を歩んでいます。
これまで選択してきた人生も、自我意識によって自ら選んできたと思っています。
しかし、これは全然違うのです。
人生は自我意識(顕在意識)が選んでいるのではなく、
人生は無意識が選んでいます。
無意識は似た場所、似た人を求める
どういう意味かというと…
これは私の実例ですが、信頼している友人にある日、こう聞いてみたことがあります。
私ってどうして今の主人を選んだと思う?
そうしたら友人は、私の育ってきた家庭環境を知っているので、それをベースに考えてくれた結果、こう言いました。
旦那さんは表面的にはnatanのお兄さんに似ていて、深い部分はお父さんに似ているんじゃない?
言われた「あー!!」って思いました。
私としては主人のことをただ好きになって、結婚したと思っていたのですが、私の無意識は自分が育ってきた環境に似た人を選んでいたということを知ったのです。
私の主人は、兄と父のミックスでした(笑)
よくよく考えると、主人の選択だけでなく、前勤めていた会社を選んだ理由も、過去を洗いだしてみたら、似たような場所に身をおいていた経験があったことにも気づきました。
そこで気づいたのは、人生は無意識が作っているということ。
そして、
無意識はかつていた場所と似た場所を自分の居場所として求める
ということを知りました。
なので、人を選ぶだけでなく、場所さえも無意識は選んでいるようです。
そして、無意識には居心地の「良い・悪い」という概念はないようです。
それもそのはず、「良い・悪い」の二元的考え方は、自我意識が持つものだからです。
宇宙的男♂の力ですね。
無意識は宇宙的女♀の性質を持ちますからね。
▼ 用語解説はこちらをクリック ▼
①コスモ・ライフォロジーでは、宇宙は男女の双子の命で脈動していると考えています。その宇宙的男女の双子構造を「ミックスツイン構造」と呼んでいます。
- 宇宙的男♂…男性性/父性/客観/理性/画一性etc
- 宇宙的女♀…女性性/母性/主観/感情/多様性etc
②宇宙的男女の双子は、互いに「反転」した構造を持っています。
まとめ
人生が自分にとって良いものである場合はそのままでいいと思いますが、もし苦しい部分があるときは、なぜ自分がこの人生を選んだのか、無意識の視点に立って再度考えてみる必要があると思います。
自分が選んだ人生というのは、自分の力だけではわからないことが多いです。
ですので、こういった場合も信頼がおける他者存在というのはとても大切です。
パートナーだけでなく、友人や職場を選んだ理由、さらには、嫌いなあの人を放っておけばいいのに、どうしても気になってしてしまうその理由は一体何なのか。
自我意識が認識できる範囲というのは、とても狭い領域でしかありません。
広大な無意識を顕在意識に上げるためには、他者存在がとても大切です。
もし信頼できる他者がいない場合は、心理カウンセリングなどを通して第三者にみてもらうのも良いと思います。
すべてを自分の力で解決しようと思わないこと。
これ大切です!
人生を変えたいときは、自分の無意識を知ること。
でもその無意識は、自己より他者の方が知っているということをぜひ知ってくださいね。
自分の知らない無意識を顕在意識に上げることで、そこからどうすればいいかという具体的な行動指標が見えてきます。
ぜひ、他者の力を借りてみてくださいね(^^)
次回もお楽しみに♪