私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、多様性のある社会の実現に向けて私が思うこと、そしてそれに伴う自己意識の成長についてお話したいと思います。
多様性(ダイバーシティ)
ここ最近、
多様性(ダイバーシティ)
という言葉をよく耳にしますよね。
ネットを検索すると、
「誰もが差別や偏見なく働けるのが本来あるべき社会の姿である」という考えが世の中であたりまえになってきており、いま企業でもこの価値観を重要視するところが増えています。
ダイバーシティのある社会とは、人種、性別、年齢、外見、障害といった目に見えることだけでなく、出身地、宗教、価値観などの目に見えないことも含めてあらゆる違いを認め合い、その違いを利点としていかしていく社会のことです。
いまだから知っておきたいダイバーシティとは?多様性を認め合う社会での働き方
と説明されています。
現状の多様性ある社会とは「働き方」について言及されるものが多いようですが、コスモ・ライフォロジーは人生に着目しているので、人生の視点から多様性について考えています。
多様性が受け入れられない理由
社会が多様性の獲得に向かう中、私たち一人ひとりの中にも
そういう社会になるんだね~。
といった認識はあると思います。
でも、実際自分の前に価値観の違う相手が現れると、やはりそれを認められなかったり、受け入れられなかったりするのも事実です。
なぜなら、これまでもお話してきたように、第一の多様性である内なる私の存在に多くの人が気づいておらず、それを受け入れられていないからです。
コスモ・ライフォロジーの観点としては、自分の中にある多様性を受け入れないと、本当の意味での多様性ある社会の実現は難しいのではないだろうかと考えます。
私もはじめから多様性を意識して人生を歩んでいたわけではなく、自己の内面を見つめながら心の問題解決を図り、その中でヌーソロジーの教えに出会い、ようやく多様性の獲得の重要性に気づいたという感じです。
多様性のある社会を目指す上で、重要な個の土台。
よくスピリチュアルでは、「これからの世界は二極化する」と言われていますね。
私個人の考えとしては、ポジティブとネガティブの世界に分かれるという考えは持っていません。
感情そのものに優劣などないからです。
ただ、ネガティブ感情が生み出される根本原因には、しっかり向き合うべきだと思っています。
コスモ・ライフォロジーがとらえる二極化とは
コスモ・ライフォロジーの観点から見る「二極化」とは
多様性を持てるか or 持てないか
かなと考えています。
もちろん厳密にいうと、多様性だけではバランスが悪く、多様性の獲得を目指しながら同時に自分だけの揺るがない一本軸も構築しなければいけないんですけどね。
コスモ・ライフォロジーでは第一の多様性として、内なる私と向き合う重要性をお伝えしたいので、多様性をピックアップしています。
ヌーソロジーを学んでいると、「二極化する」というその結界に良い・悪いなどないことを知るので、ただその二つに分かれるよというだけのお話ですけどね。
でも、このお話を読んで何か自分の心に響くものがあれば、それは今の自分のあり方を見直すタイミングなのかもしれません。
多様性の獲得に重要なこと
相手の立場に立つ
多様性の獲得に重要だと思う点は…
相反する物事を相手の立場に立ってフラットに考えられるか
かなと。
一番は「共感」することなんですが、現実はそう甘くはなく(笑)
実際問題、共感できない相手もいるからです。
共感という気持ちを持って相手と向き合っていきたいという理想はあるのですが、コスモ・ライフォロジーが深いところで変化を求めているのは、
人間意識特有の一意的なものの見方を変えたい
というものです。
相手の一側面だけを見て、そこに「反感」を持ってしまうと、その相手の多様性は自分にとって排除する対象になってしまいます。
相手を正しく知ること、社会の出来事がなぜそうなっているのかを知ること、そのためには物事の背景を知る必要があると考えます。
コスモ・ライフォロジー流の表現をするならば…
他者が歩んできた人生(時空)を知ること。
物事を多面的に捉える視点を持てるのが一番なのですが、物事の背景を知ると、自然と多面的な視点を得ることができると私は考えています。
こっちの方が難しくないからです。
以前もお話しましたが、他者存在は自分とはまったく違う人生を歩み、そこでの体験を通して自分にはない価値観を持っています。
相手が持っている価値観だけを一意的に見るのではなく、その価値観が生み出された背景をも見ないといけないと私は考えています。
それによって相手に共感はできないまでも、物事を以前よりはフラットに見られるようになるからです。
宇宙的女♀を先手にとるものの見方
相手の価値観を一意的に見るのが宇宙的男性♂の力であり、その背景を見るのが宇宙的女♀の力だとコスモ・ライフォロジーでは考えています。
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①コスモ・ライフォロジーでは、宇宙は男女の双子の命で脈動していると考えています。その宇宙的男女の双子構造を「ミックスツイン構造」と呼んでいます。
- 宇宙的男♂…男性性/父性/客観/理性/画一性etc
- 宇宙的女♀…女性性/母性/主観/感情/多様性etc
②宇宙的男女の双子は、互いに「反転」した構造を持っています。
社会を営んでいく上で、相手の価値観に対する最終的な判断は必要なので、一つのものを最終決定する宇宙的男♂の力は欠かせません。
ただ、宇宙的女♀の力を先手に持った上で、再度向き合う宇宙的男♂としての判断は大きく違うものがあります。
ですので、コスモ・ライフォロジーでは下記のような意識の持ち方をオススメしたいです。
宇宙的女♀を先手にとるものの見方
です。
内なる私という多様性と向き合うときは、自分の人生そのものをふり返る必要があります。
それと同じく、他者と向き合うときも、他者を作りだしている背景(人生・時空)もふり返る必要があると考えます。
もちろん他者のデリケートな部分まで深追いすると逆に失礼になってしまうので、捉えられる範囲の情報で構わないと思います。
他者の背景を知ると、自分が持っている価値観や固定観念が崩されていきます。
そして、他者を知ることで「私はこう考える」「私はこうなりたい」という、新たな自分像が出来上がっていきます。
それによって自分の人生のフィールドが上がっていきます。
なので、
自己意識の成長とは破壊そして創造のくり返し
これによって成されるものだと思っています。
その破壊を怖がっていたら意識の成長は得られないんです。
破壊と創造もミックスツイン構造ですね。
まとめ
私は何も「破壊と向き合え!」と言ってるのではなく、他者の背景を知ると、自然と自分が持っている価値観や固定観念が溶けていくよとお伝えしたいのです。
下記の図を見ると、他者の勢力を強く感じてしまいますが…
しっかり二本足の自分軸を持って、他者そして社会と向き合っていくと、土の栄養と水分を吸って成長する植物のように、他者によって自己意識がどんどん成長していくんです。
植物は土に根を張って、そこから栄養と水分を摂取しないと生きていけません。
意識の成長も同じく、他者に根を張り、そこから自分だけの軸を得ることで成長できるのです。
自然界は意識成長の観点から見ると、お手本のような存在です。
土を怖がってはいけません。
そこに自分の軸となる栄養が豊富に含まれているからです。
勇気を出して土に根を張り、そこから栄養を吸い上げる力を養ってください。
植物たちはいつもそれを私たち人間に教えてくれています。
ぜひ自分の多様性を広げてください。
次回もお楽しみに♪